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更新日:平成22年3月9日
平成22年2月 県議会定例会知事提案説明要旨【3.予算編成と組織定数改編の基本方針】(3)「“ふじのくに”づくりの重点施策の推進」第4は、「和」を尊重する暮らしの形成であります。
はじめに、地球温暖化対策についてであります。
国は、今後10年間で温室効果ガス排出量を平成2年度比25パーセント削減するため、あらゆる政策を総動員して「チャレンジ25」に取り組んでいくこととしています。
県といたしましては、地球温暖化の防止に向け、これまで以上に積極的な取組が必要となります。平成22年度末までに温室効果ガス排出量を12パーセント削減することを目標に取り組んできた「ストップ温暖化しずおか行動計画」に代わり、平成23年度を開始年度とする新たな実行計画の策定準備を進めてまいります。
また、本県の豊かな自然のエネルギーを活用した新エネルギーの導入を進め、エネルギーの地産地消を目指し、産学官の連携による新エネルギーの開発と導入の促進策を検討するとともに、中小企業や一般家庭の太陽光発電施設等の新エネルギーや省エネ設備の導入を支援してまいります。
次に、ふじのくに定住促進についてであります。
一人ひとりの住スペースの拡充や自然を感じられる環境を整えて、それぞれの家族がライフスタイルに応じて、都市的生活や田園生活を楽しめるよう、家庭を営む場として家と庭の一体感が実感できる住空間づくりに取り組んでまいります。都市部にない生活様式や自然、空間を楽しめる住まいづくりを進め、県内外からの定住化を図ることにより、都市と農山漁村の往来を活発にし、地域のコミュニティを活性化してまいります。
次に、多文化共生の推進についてであります。
多文化共生施策の総合的、計画的な推進を図るため、これまで、アンケート調査や在住外国人の方々との意見交換会の結果などを踏まえて、「ふじのくに(静岡)多文化共生推進基本計画」の骨子案を策定し、多文化共生審議会において御意見を伺ってまいりました。今後は、総合計画とも整合性をもたせつつ、県民にとっても理解しやすく実効性を備えた計画を、今年秋を目途に策定してまいります。
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