遠州で暮らそう（西部地域への移住・定住）

移住・定住促進の取組

概要

かつての中山間地域での田舎暮らしや妊娠・出産等のライフイベントに合わせたUIターンなどを要因とした地方移住の価値観は、コロナ禍の到来に伴い、テレワークなどの新しい生活様式の浸透や、自分らしさを追求した豊かな生活の実現を目指す“新規移住者層”（引っ越し感覚で移住を考える人やフリーランスでどこでも仕事が可能な人など）ともいえる方々が増加したことによって、大きな転換期を迎えています。

当局では、そうした新規移住者層への情報発信に重心を置き、「自分らしく静岡」（誰もが働き方・暮らし方の双方において、自分の理想の生活を静岡県で叶える）が実現できる静岡県西部地域への移住促進施策を展開しています。

取組

県くらし・環境部主催

• 静岡まるごと移住フェア

　年2回、東京都で開催しています。当局は、地域コンシェルジュとして、来場者への地域説明や相談対応等、希望市町ブースへの案内等を実施しています。

• ふじのくにに住みかえるセミナー

　参加者に西部地域の魅力や特長を周知するとともに、移住を考える際に抱える不安の解消を図っています。また、参加者に静岡県西部地域との関わりを継続的に持っていただき、具体的な移住候補地として検討する契機となるよう努めています。

西部地域局主催

• 静岡県西部地域広域移住体験ツアー

　県外在住の移住検討者に、具体的な移住地として静岡県西部地域を検討してもらうことを目的に、移住体験ツアーを実施しています。令和4年度は、移住希望者からの希望が多い「就農」をテーマとし、菊川市、御前崎市、袋井市と連携して、移住や新規就農の支援制度の説明や先輩移住者（農業関係者）を訪問する広域移住体験ツアーを実施しました。

• 移住・定住促進に関する講演・意見交換会

　県や市町の移住・定住担当者を対象に、移住に関する民間事業者を講師に招いて、移住希望者が移住を決める上で重要な施策や他自治体の先進的事例、市町の抱える課題等について講演・意見交換を行い、管内市町の今後の移住・定住施策の推進が図っています。

• 県外イベント等へのブース出展・参加等

　中京圏や関西圏の移住検討者に静岡県西部地域の魅力等を発信することにより具体的な移住候補地として当地域を検討してもらうことを目的として、中京圏最大規模の移住イベントである「いい街発見！地方の暮らしフェア2022」（中日新聞社主催）に参加しています。