台風の来襲による水害に備えましょう

昨今、台風や線状降水帯による豪雨による大規模な災害が全国各地で頻発し、従来を超える「新たな防災・減災対策」が必要となっております。
県では、昨年9月の台風15号、今年6月の台風2号により、被害を受けた道路や河川など土木施設の復旧に全力を挙げて取り組むとともに、想定を上回る豪雨から人命・財産を守るため、河川改修などのハード対策に加え、警戒避難体制の整備やリスク情報の周知など、住民の避難行動に繋げるソフト対策を合わせた「流域治水」の取組を、地域住民の皆様を含め、あらゆる関係者が一体となり進めていきます。
これから本格的な台風来襲シーズンに入ります。県民の皆様には、市や町が発行するハザードマップでお住いの場所の水害リスクや避難場所、避難経路などを確認するとともに、非常持ち出し品の用意といった、事前の準備をお願いします。
また、実際に大雨に見舞われた場合は、リアルタイムの河川水位や雨量の情報を収集することも重要です。その際役立つのは、県が運用している気象・防災情報サイト「サイポスレーダー」です。ぜひ、一度アクセスしてみてください。
台風や大雨は、地震や津波とは異なりある程度予測できるため、事前の準備や的確な情報収集、迅速な避難行動により、被害を未然に防いだり、軽減することが可能です。
今後の台風来襲による水害に備えましょう。