(1)総合防災訓練

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ページID1056907  更新日 2023年9月25日

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令和5年9月県議会定例会知事提案説明要旨

【3.県政の概要】(1)総合防災訓練

次に、総合防災訓練についてであります。

本年度の総合防災訓練は、先月30日から今月5日までの防災週間を中心に、県内全市町において、約59万人の県民の皆様の参加を得て実施いたしました。

今月3日には、県と浜松市、湖西市の共催で、南海トラフ地震の発生により、建物の倒壊や津波による浸水等の甚大な被害が発生する事態を想定した実践的な訓練を実施いたしました。当日は、自衛隊、警察、消防など関係機関の御協力をいただき、湖西運動公園を会場とした救出・救助訓練や、航空自衛隊浜松基地での航空搬送拠点の開設・運営、医療搬送の訓練などを行いました。この中で、自主防災組織・消防団等の協働による「自助」「共助」の防災力を高め、県・市町と防災関係機関が連携した「公助」による救援体制を確認いたしました。

また、浜松市ギャラリーモール「ソラモ」では、防災知識を習得した高校生が小学生に対して、家庭の防災対策をゲーム形式で教えるなど、将来の地域防災の担い手となる若い世代の積極的な参画も図ったところです。

今後も、早期避難意識の向上と、避難の実効性の確保を念頭に、12月の地域防災訓練や来年3月の津波避難訓練など、実践的な訓練を積み重ね、防災力の更なる強化を図ってまいります。