リニア中央新幹線静岡工区

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ページID1078369  更新日 2025年11月28日

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県民の皆さまからの質問にお答えします

県とJR東海との現在の対話状況について教えてください。

10月29日開催の第22回地質構造・水資源部会専門部会では、自然由来の重金属などを含む要対策土の処理方法などについて対話を行いました。

JR東海からは、要対策土の総量を減らすため、自然由来の重金属の無害化を行う「オンサイト処理」の計画が示され、専門部会は、今回の工事にあたり適切な工法を選択したことを確認しました。

また、藤島発生土置き場における要対策土の封じ込め処理の手法として、「二重遮水シート」に加え、自然由来の粘土や不織布でできた「ベントナイトシート」を敷設する計画が示され、専門部会は、当該措置が科学的に適していることを確認しました。


専門部会の様子

第22回地質構造・水資源部会専門部会の概要

日時

令和7年10月29日(水)9:30~11:00

議事概要

1 トンネル発生土編

  1. 自然由来の重金属などを含む要対策土の処理
    JR東海が、自然由来の重金属などを含む要対策土の処理方法について説明

    トンネル掘削によって発生が予測される重金属(ヒ素、フッ素、セレン)について、「乾式磁力選別処理」によりオンサイト処理する方針が示された。オンサイト処理により、重金属の9割が浄化され、浄化処理後に発生する濃縮土(1割)は、域外搬出することを確認した。

  2. 発生土置き場についての詳細な計画(設計等)
    JR東海が、藤島発生土置き場における盛土の生活環境措置などについて説明

    藤島発生土置き場は、下流域で水利用が行われている大井川の流域であり、また南アルプスの特殊性を考慮すると、二重遮水シートとベントナイトシートを合わせた封じ込め措置が科学的に適していることを確認した。


専門部会後の対話の進捗状況のまとめ



令和7年12月1日現在の情報です

詳細は、「リニア中央新幹線整備工事に伴う環境への影響に関する対応」へ
リニア中央新幹線整備工事に伴う環境への影響に関する対応

WEB県民だよりでは、リニア中央新幹線整備に関する県の対応などを連載でお伝えします。

問い合わせ/県環境局 TEL/054(221)2421 FAX/054(221)2940

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