所長あいさつ（平成31年4月更新）

みなさん、こんにちは。

この4月から熱海土木事務所長として着任しました岩﨑と申します。

主査として本事務所に配属されて以来、13年ぶりの赴任となり早速現場を見て回りましたが、大きく変わったところもあれば、そのまま残っているところもあり、新鮮さと懐かしさで一杯というのが正直なところです。

さて、本事務所が所管している熱海市と伊東市は、旧来より、伊豆の東玄関口という立地を生かし風光明媚な温泉地として全国でも有数の観光地でありますが、それに加え、昨年には“伊豆半島世界ジオパーク”がユネスコに認定され、今後も多くの方々が国内外から訪れ、新たな交流が生まれ、さらに地域が活性化していくことを期待しております。

一方、昨年7月末に異例のルートで当地域に来襲した台風第12号により、県が管理している熱海港をはじめ、市の下水道施設、民間有料道路や宿泊施設など多くの施設が被災したことは記憶に新しいところであり、地域の建設業や関係する皆様の御尽力により施設の早期復旧ができたおかげで大きな風評被害は回避できたものの、自然災害の恐ろしさを改めて痛感したところです。

そして、本年4月から静岡県では19年ぶりとなるDC（デスティネーションキャンペーン）が始まり、来年はいよいよ東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されることから、今年度は当地域の発展に追い風となる重要な年になると感じております。

このため、地域の状況や昨年の出来事を踏まえながら、当地域の安全・安心の確保と豊かな暮らしが実現できるよう、道路や河川、港湾などの社会基盤の整備や、津波対策、土砂災害防止対策に努めるとともに、当地域を訪れる多くの方々に『また来たい』と思っていただけるよう“おもてなし”の心を持ち、景観にも配慮した観光振興に資する整備を進めたいと考えております。

皆様の身近な存在として職員一丸となって取り組んでまいりますので、これからもよろしくお願いいたします。

2019.4吉日

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