令和6年度緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練

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ページID1061237  更新日 2024年11月15日

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訓練終了

きんきゅうしょうぼうえんじょたいこうしきろご

緊急消防援助隊とは

全国各地から駆け付ける緊急消防援助隊

大規模な災害が発生すると、地元の消防機関だけでは対処できない場合があります。そんなとき、全国各地の消防部隊が空から陸から海から応援に駆けつけ、人命救助等の活動にあたります。この応援部隊が「緊急消防援助隊」です。

緊急消防援助隊は、平成7年の創設以来、平成16年の新潟県中越地震、平成23年の東日本大震災などのほか、近年では令和3年の熱海市土石流災害、令和6年の能登半島地震などに出動しています。

緊急消防援助隊の地域ブロック合同訓練

総務省消防庁では、緊急消防援助隊の技術の向上及び連携活動能力の向上を図るため、毎年、全国を6つのブロック(北海道東北・関東・中部・近畿・中国四国・九州)に分けて、地域ブロック合同訓練を実施しています。

このうち関東ブロックの合同訓練は、10都県(茨城県・栃木県・群馬県・神奈川県・千葉県・東京都・長野県・埼玉県・山梨県・静岡県)が輪番で実施しており、令和6年度は静岡県で実施することになりました。

令和6年度緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練

訓練のねらい

令和6年度緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練は、静岡県東部地区(富士山麓から伊豆半島の南端にかけての地区)で大規模な災害が発生したため、緊急消防援助隊の応援を要請する場面を想定した「図上訓練」及び「実動訓練」を実施することにより、静岡県内の受援体制を検証するとともに、緊急消防援助隊の活動能力の向上を図り、各関係機関との連携を一層強化することを目的として、実施する。

主催

総務省消防庁、緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練静岡県実行委員会(委員長:静岡県危機管理監)

実施要綱及び実施要領

令和6年度緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練実施要綱及び実施要領

※訓練(図上訓練)実施済み

令和6年度緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練(図上訓練)

図上訓練は、静岡県東部地区で大規模な自然災害が発生し、静岡県消防相互応援協定を発動してもなお消防力が劣勢のため、静岡県及び被災地を管轄する7消防本部がそれぞれ緊急消防援助隊の応援を要請する場面を想定し、各消防本部の受援計画・マニュアルの検証や、発災初動期における受援体制の強化に重点を置いて、実施した。

 

日時

令和6年7月25日(木曜)8時30分から16時00分まで

会場

静岡県危機管理センター、県東部地区の7消防本部(下田・駿東伊豆・熱海・富士山南東・御殿場小山・富士・富士宮)、富士山静岡空港

参加機関

静岡県危機管理部、静岡県消防防災航空隊、静岡市消防局、浜松市消防局、下田消防本部、駿東伊豆消防本部、熱海市消防本部、富士山南東消防本部、御殿場市・小山町広域行政組合消防本部、富士市消防本部、富士宮市消防本部

総務省消防庁、横浜市消防局、相模原市消防局、東京消防庁、名古屋市消防局、川崎市消防局、群馬県防災航空隊

陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊、静岡県警察本部、海上保安庁、順天堂大学医学部附属静岡病院

想定

静岡県東部地区において台風による水害や土砂災害が発生したため、県及び各市町は災害対策本部を設置し、各消防本部は保有する消防力にて災害対応していた。また、特に被害の大きかった駿東伊豆消防本部は、静岡県消防相互応援協定により災害対応していた。

このような中、7月25日(木曜)午前8時45分に地震(南海トラフ地震に該当しない)が発生し、建物の倒壊、火災、津波により被害が拡大したため、県は総務省消防庁に対して緊急消防援助隊の派遣を要請した。

訓練内容

訓練内容

本部運営訓練

災害対策本部運営訓練

緊急消防援助隊応援要請訓練

消防応援活動調整本部設置・運営訓練

指揮本部、指揮支援本部設置・運営訓練

航空指揮本部等運営訓練

航空指揮本部、航空指揮支援本部設置・運営訓練

情報収集・情報伝達訓練

動態情報システム(DJS)運用訓練

WEB会議システム活用訓練

 

図上訓練イメージ図1

令和6年度緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練(実動訓練)

実動訓練は、図上訓練に引き続き、関東ブロック各都県の緊急消防援助隊が静岡県東部地区へ順次進出して、被災地消防本部と連携した指揮活動、救助・消火活動、航空機の運用等を実施する場面を想定し、各都県隊の応援計画・マニュアルの検証や、隊員の活動能力の向上に重点を置いて、実施します。

訓練は、伊豆市の天城ふるさと広場をメイン会場とし、静岡県内の7つのエリア(伊豆・御殿場・富士宮・空港・沼津・富士川・下田)で実施します。一部の訓練会場は、一般の皆様にも訓練をご見学いただけます。関東ブロック一円から集結する消防職員の勇姿を、ぜひご覧下さい。

日時

令和6年11月13日(水曜)8時00分から11月14日(木曜)12時00分まで

会場

実動訓練会場一覧
伊豆エリア 伊豆市

天城ふるさと広場(メイン会場)

立岩石材興業株式会社スコリア工場

日本競輪選手養成所

道の駅伊豆月ヶ瀬

伊豆の国市 さつきヶ丘公園
函南町 川の駅伊豆ゲートウェイ函南
御殿場エリア 御殿場市

御殿場市・小山町広域行政組合消防本部

二葉建設株式会社東山工場

御殿場プレミアム・アウトレット駐車場、バスロータリー

遊RUNパーク玉穂駐車場

富士宮エリア 富士宮市

富士宮市消防本部

田貫湖

日蓮正宗総本山大石寺駐車場

富士宮市消防本部西消防署北分署

日本大学生物資源科学部富士自然教育センター

空港エリア 牧之原市 富士山静岡空港
沼津エリア 沼津市 愛鷹広域公園
富士川エリア 静岡市 富士川滑空場
富士市 富士川緑地公園
下田エリア 下田市

安田造船所敷地

下田港

 

会場配置図

参加機関

緊急消防援助隊(茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、東京都、神奈川県、長野県、埼玉県、山梨県)、名古屋市消防局、静岡県、静岡県内消防本部(局)、静岡県内消防団

陸上自衛隊、海上保安庁、国土交通省、静岡県警察本部、静岡DMAT、認定NPO法人災害救助犬静岡、一般社団法人静岡県建設業協会、静岡県石油商業組合、静岡県生コンクリート工業組合、鈴与商事株式会社

協力機関 (順不同)

総務省東海総合通信局、中日本高速道路株式会社、富士山静岡空港株式会社、ミズノ株式会社(愛鷹広域公園指定管理者)、株式会社ドコモCS東海、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社、楽天モバイル株式会社、立岩石材興業株式会社、NPO法人伊豆市スポーツ協会、公益財団法人 JKA、一般財団法人日本サイクルスポーツセンター、株式会社JM(川の駅伊豆ゲートウェイ函南指定管理者)、二葉建設株式会社、御殿場プレミアム・アウトレット、一般社団法人玉穂報徳会遊RUNパーク玉穂、株式会社カマド、富士宮市白糸財産区、富士宮市猪之頭財産区、公益社団法人富士宮市観光協会、田貫湖キャンプ場、日本野鳥の会、日本大学生物資源科学部、休暇村富士、田貫湖ふれあい自然塾、日月倶楽部、天子の森オートキャンプ場、FUJIYAMA泉の森キャンピングフィールド、富士急静岡バス株式会社、有限会社スカイ朝霧、アサギリ高原パラグライダースクール、ウイングキッス朝霧パラグライダースクール、藤倉コンポジット株式会社、有限会社富士建材土木、株式会社小野田産業、日蓮正宗総本山大石寺、富士川緑地自由広場利用協議会、一般社団法人静岡県航空協会、下田市浜崎地区外浦区、伊豆漁業協同組合、株式会社安田造船所、下田市、熱海市、三島市、伊豆市、伊豆の国市、函南町、沼津市、御殿場市、富士市、富士宮市、静岡市、牧之原市

想定

● 自然災害への対応

静岡県東部地区で、台風により河川の氾濫や大規模な土砂災害が発生したため、静岡県消防相互応援協定により対応していた。さらに、静岡県東部地区で地震(南海トラフ地震に該当しない)による強い揺れを観測し、建物の倒壊、火災、津波等により被害が拡大した。静岡県知事は災害の状況及び県内の消防力を考慮し、消防庁長官に対して緊急消防援助隊の応援を要請した。

● NBC災害への対応

不特定多数の者が出入りする施設において異臭が発生し、目の痛みや嘔気を訴える者が多数発生した。管轄の消防本部から直接即報により報告を受けた消防庁長官は、事案の状況からNBC災害即応部隊の出動を指示した。

※NBC災害とは、核物質(Nuclear)、生物剤(Biological)、化学剤(Chemical)のいずれかによる災害

 

伊豆エリアの訓練内容

伊豆エリアでは、天城ふるさと広場及び近接するスコリア工場において、地震による建物倒壊や土砂災害からの救助訓練を行います。天城ふるさと広場内の天城ドームでは、NBC災害に備えた救助訓練を行います。

また、日本競輪選手養成所及びさつきヶ丘公園において、宿営地設置運営訓練などを行います。

伊豆エリアの訓練内容
 

11月13日(水曜)午後(一部の訓練を午前に実施)

11月14日(木曜)午前

天城ふるさと広場

NBC災害救助訓練(午前のみ)

座屈倒壊建物救助訓練ほか


座屈倒壊建物救助訓練ほか

立岩石材興業株式会社スコリア工場

土砂災害救助訓練

土砂災害救助訓練

道の駅伊豆月ヶ瀬

部隊参集・受援対応訓練

川の駅伊豆ゲートウェイ函南

航空部隊運用訓練

日本競輪選手養成所

宿営地設置・運営訓練ほか

さつきヶ丘公園

宿営地設置・運営訓練ほか

 

天城ふるさと広場

天城ふるさと広場

訓練概要

御殿場エリアの訓練内容

御殿場エリアでは、二葉建設株式会社東山工場において、土砂に埋もれた家屋や車両からの救助訓練や、洪水で流された被災者の救助訓練を行います。御殿場プレミアム・アウトレット駐車場及びバスロータリーでは、宿営地設置運営訓練や車両展示などを行います。

御殿場エリアの訓練内容
 

11月13日(水曜)午後

11月14日(木曜)午前

御殿場市・小山町広域行政組合消防本部

本部運営訓練ほか

本部運営訓練ほか

二葉建設株式会社東山工場

土砂災害救助訓練

浸水害救助訓練ほか

土砂災害救助訓練ほか

遊RUNパーク玉穂駐車場

指揮支援部隊参集訓練

御殿場プレミアム・アウトレット駐車場

No.11・12・20・24

宿営地設置・運営訓練ほか

御殿場プレミアム・アウトレットバスロータリー 車両展示

二葉建設株式会社東山工場

二葉建設 東山工場

訓練概要

富士宮エリアの訓練内容

富士宮エリアでは、台風による水害で孤立した被災者の救助訓練や、大規模火災を想定した長距離放水訓練などを行います。日蓮正宗総本山大石寺駐車場では、宿営地設置・運営訓練などを行います。

このほか、日本大学生物資源科学部富士自然教育センターにおいて、消防車両の展示を行います。

富士宮エリアの訓練内容
 

11月13日(水曜)午後

11月14日(木曜)午前

富士宮市消防本部

本部運営訓練ほか

本部運営訓練ほか

田貫湖

浸水害救助訓練ほか

大規模火災消火訓練ほか

富士宮市消防本部西消防署北分署

指揮支援部隊参集訓練

日本大学生物資源科学部富士自然教育センター

車両展示

車両展示

日蓮正宗総本山大石寺塔の原駐車場、東山駐車場

宿営地設置・運営訓練ほか

 

田貫湖

田貫湖

訓練概要

交通規制のお知らせ

上記訓練を実施するため、11月13日(水曜)・14日(木曜)は田貫湖周辺で交通規制を実施します。道路利用者の皆様には御不便をお掛けしますが、御理解と御協力をお願いいたします。

空港エリアの訓練内容

空港エリアでは、富士山静岡空港において、航空指揮本部、航空指揮支援本部設置・運営訓練などを行います。

空港エリアの訓練内容
 

11月13日(水曜)午前

11月14日(木曜)午前

富士山静岡空港

航空指揮本部、航空指揮支援本部設置・運営訓練ほか

 

航空機運航のお知らせ

11月13日(水曜)・14日(木曜)は、上記訓練に参加するヘリコプターが富士山静岡空港へ飛来します。周辺住民の皆様には、騒音等により御迷惑をお掛けいたしますが、御理解と御協力をお願い申し上げます。

沼津エリアの訓練内容

沼津エリアでは、愛鷹広域公園において、フォワードベース設置・運営訓練などを行います。

沼津エリアの訓練内容
 

11月13日(水曜)午後

11月14日(木曜)午前

愛鷹広域公園

人員輸送訓練

フォワードベース設置・運営訓練ほか

富士川エリアの訓練内容

富士川エリアでは、富士川滑空場及び富士川緑地公園において、大規模火災を想定した空中消火訓練などを行います。

富士川エリアの訓練内容
 

11月13日(水曜)午後

11月14日(木曜)午前

富士川滑空場、富士川緑地公園

大規模火災消火訓練ほか

 

富士川緑地公園

 

富士川緑地公園

訓練概要

下田エリアの訓練内容

下田エリアでは、安田造船所敷地及び下田港において、津波により海に流された被災者の救助訓練を行います。

下田エリアの訓練内容
 

11月13日(水曜)午後

11月14日(木曜)午前

安田造船所敷地、下田港

津波災害救助訓練ほか

 

安田造船所敷地

安田造船所敷地

訓練概要

ご見学の皆さまへ

一部の訓練会場では、一般の皆様方にも訓練をご見学いただくことができます。見学を希望される場合には、公共交通機関でご来場いただきますとともに、以下の注意事項を守っていただきますようお願い申し上げます。

 

一般見学のできる訓練会場/できない訓練会場
 

一般見学のできる訓練会場

一般見学のできない訓練会場

伊豆エリア

天城ふるさと広場

立岩石材興業株式会社スコリア工場

道の駅伊豆月ヶ瀬
川の駅伊豆ゲートウェイ函南

さつきヶ丘公園

日本競輪選手養成所

御殿場エリア

御殿場プレミアム・アウトレット駐車場

御殿場プレミアム・アウトレットバスロータリー

遊RUNパーク玉穂駐車場(訓練時は車両の進入は不可)

御殿場市・小山町広域行政組合消防本部

二葉建設株式会社東山工場

富士宮エリア

田貫湖

日蓮正宗総本山大石寺駐車場

日本大学生物資源科学部富士自然教育センター

富士宮市消防本部

富士宮市消防本部西消防署北分署

空港エリア

富士山静岡空港

(ターミナルビル展望デッキ又は石雲院展望デッキからご見学ください)

 

沼津エリア

愛鷹広域公園

 

富士川エリア

富士川滑空場

富士川緑地公園

 

下田エリア

安田造船所敷地
下田港

 

主な訓練会場への交通アクセス

ご見学の皆さまへの注意事項

■ 駐車台数に限りがありますので、公共交通機関でご来場ください。

■ 訓練会場内では、安全確保のため、係員の指示に従ってください。

■ 小学生以下のお子様は、保護者の同伴をお願いします。

■ 天候等により、予告なく訓練を中止する場合があります。

■ 一部の訓練会場では、事故防止のため入場をお断りしています。

■ 会場内におけるトラブル(事故やケガ、盗難、紛失等)につきまして、主催者は一切の責任を負いかねます。

ポスター・リーフレット

公式ロゴマーク

緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練静岡県実行委員会では、この訓練の企画・実施を通して、参加する消防機関等相互の結束力を一層強化するとともに、その活動を広く周知するため、訓練の公式ロゴマークを作成しました。

公式ロゴマーク

参考動画 (外部リンク)

総務省消防庁/緊急消防援助隊PR動画

総務省消防庁では、緊急消防援助隊のPR動画を作成し、過去の大規模災害時等における緊急消防援助隊の活動映像と消防職員のインタビュー等を、臨場感を交えて紹介しています。

● 緊急消防援助隊PR動画(ショート版)【外部リンク:YouTube(消防庁動画チャンネル)】

山梨県/令和5年度緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練

山梨県では、令和5年11月14日(火曜)から15日(水曜)に実施した、令和5年度緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練(図上訓練・実動訓練)の映像を公開しています。

● 令和5年度緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練実施結果報告映像【外部リンク:YouTube(山梨チャンネル)】

総務省消防庁/第6回緊急消防援助隊全国合同訓練

総務省消防庁では、令和4年11月12日(土曜)・13日(日曜)に静岡県で実施した、第6回緊急消防援助隊全国合同訓練のダイジェスト動画を公開しています。全国から集う消防職員の勇姿をご覧ください。

● 第6回緊急消防援助隊全国合同訓練ダイジェスト動画【外部リンク:YouTube(消防庁動画チャンネル)】

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このページに関するお問い合わせ

危機管理部消防保安課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2077
ファクス番号:054-221-3327
kinshoubo@pref.shizuoka.lg.jp