県議会開会日の提案説明

平成16年2月 県議会定例会知事提案説明要旨

【3.平成16年度当初予算】

次に、平成16年度当初予算につきまして御説明申し上げます。

(1)編成の基本

平成16年度当初予算編成は、企業収益の改善に伴う県税収入の増収が見込まれる一方、国における地方税財政の三位一体改革により、地方交付税等が大幅に削減されるなど、大変厳しい財政環境下での編成となりました。

このような中で、引き続き財政健全化を着実に推進し、限られた財源を有効活用して、「富国有徳の魅力ある“しずおか”」を実現するため、本格的なNPM（新公共経営）による「県民満足度の向上」への挑戦を徹底し、「健全財政の枠組みの維持」「新公共経営の視点からの戦略的な予算編成」「年間総合予算としての編成」「三位一体の改革、市町村合併等への的確な対応」を基本方針として、成果を重視する予算を編成したところであります。

この結果、一般会計の歳出予算総額は、1兆1,640億円で、県営住宅事業を特別会計としたこともあり、前年度当初予算比1.1パーセントの減となりましたが、実質的にはほぼ前年度並の規模となりました。

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