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更新日:平成19年3月1日
平成19年2月 県議会定例会知事提案説明要旨【5 予算編成の重点施策の概要及び県政の課題】(3)「人づくり日本一」の実現のための取組第3は、「人づくり日本一」の実現のための取組であります。
ア 地域における実践活動今年度は、県内各地で通学合宿等の実施により人づくりのネットワーク化が進むなど、地域における実践活動が活発化しております。
先月11日には、「人づくり推進員」から、いじめ問題など子どもをめぐる社会問題に対し、家庭教育の重要性を呼び掛ける「決意表明」が県に提出されました。
人づくりにつきましては、行政の範疇を超えた家庭、学校、地域の協働が不可欠であり、このような民間からの自発的な取組が始まったことは大いに歓迎すべきものと考え、県としては、その周知を図ったところであります。
これを契機に、人づくり運動が全県的に広がるよう、教育や福祉などの関係団体に対し参加を働き掛けるなど、積極的展開を図ってまいります。
イ 「確かな学力」の育成次に、「確かな学力」の育成についてであります。
「静岡県に住めば、子どもに確かな学力を身につけさせることができる。」県外からはそういう評価を受け、県民にはそう確信していただくことは、静岡県の将来を決定するほど重要なことであります。
このため、静岡県版カリキュラムを教員一人ひとりが活用し、高いレベルの「魅力ある授業」が日常的に実践されるよう、教科指導力に優れた退職教員等を授業のコーチとして派遣するなど、引き続き「確かな学力」を育むことのできる学校の整備に取り組んでまいります。
また、小学校1年生の学級支援や中学校1年生支援プログラムを引き続き実施するほか、小中学校の通常学級に在籍する学習障害などを有する子どもたちへの特別支援教育の推進に努めてまいります。
ウ 県立学校等の施設整備次に、県立学校等の施設整備についてであります。
森高等学校と周智高等学校を再編整備する「森地区新構想高等学校(仮称)」につきましては平成21年度の開校、大仁高等学校と修善寺工業高等学校を再編整備する「中伊豆地区新構想高等学校(仮称)」につきましては平成22年度の開校を目指して準備を進めてまいります。
また、養護学校の整備につきましては、教育委員会が昨年10月に策定した「特別支援教育を推進するための盲学校、聾学校及び養護学校基本計画」に基づき、浜松市立浜北養護学校を平成21年度に県立移管するための準備を進めるとともに、静岡北養護学校清水分校の児童生徒増に対応するため、再編される県立清水工業高等学校の跡地に養護学校を新たに設置するための準備を進めてまいります。
さらに、「共生・共育」を推進するため、下田市立下田小学校に平成20年度の開校を目標として、また、田方農業高等学校に平成21年度の開校を目標として、養護学校分校を併置するための整備を進めてまいります。
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