しずおか文化財ナビ 桜ヶ池のお櫃納め

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1020866  更新日 2023年8月31日

印刷大きな文字で印刷

写真:桜ヶ池のお櫃納め

よみ
さくらがいけのおひつおさめ
指定区分、指定種別
県指定/民俗文化財 ・ 無形民俗文化財
指定日
1986年12月5日
員数
1件
一般公開有無
公開情報

指定内容

【指定資料】 池宮神社に伝わる神事であり、伝説によれば、法然が皇円の供養のためにお櫃を納めたのが始まりであるという。例年秋の彼岸の中日とその翌日に行われる。
奉仕にあたる町内の若者は、当日に先立って1週間、特別のこもり屋で別火生活を送り、遠州灘の海水、近くの湧き水で心身を清め、精進に努める。当日は、神社境内の桜ケ池において、神船1隻が幣束と五色の吹流しを軸先に立てて漕ぎ出し、奉仕の若者は、赤飯をつめたお櫃を、池の東岸の斎庭より池心まで棒持して泳ぎ、順次水底に押し込むように沈める。
全国的にも珍しい行事であり、古い芸能の基盤を示すものとして貴重である。

このページに関するお問い合わせ

スポーツ・文化観光部文化局文化財課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3183
ファクス番号:054-250-2784
bunkazai@pref.shizuoka.lg.jp