しずおか文化財ナビ 宇洞ケ谷横穴墳出土遺物一括

よみ

うどうがやよこあなふんしゅつどいぶついっかつ

指定区分、指定種別

県指定/有形文化財 ・ 考古資料

指定日

1968年3月19日

員数

所在地

静岡県掛川市大坂7152

一般公開有無

無

駐車場の有無

無

公開情報

所有者情報

• 掛川市
• 〒436-8650 静岡県掛川市長谷1-1-1
• 電話番号：0537-21-115

文化財の説明

【指定資料】　古墳時代後期（6世紀）の刳り抜き式石棺を有する特異な横穴墳からの出土品で貴重である。
【紹介資料】　昭和39年、掛川市下俣における造成工事中、偶然発見されたこの横穴は緊急調査後消滅したが、その折り発見された副葬品が、県指定文化財として保存されている。その内訳は、
須恵器　器台1・台付長頸坩2・高坏19・蓋坏12・大型壺1・坩1
土師器　台付坩1・坏1
馬具　轡及び鏡板1組・杏葉1対・鞍橋1式・金銅鈴4
武具　単竜（鳳）式環頭大刀1・頭椎大刀1・直刀身1・鉾1・鉄鏃1・刀子4
その他　変形四神四獣鏡1（径15cm、仿製鏡－日本で鋳造の鏡）・銀製空玉4・蜻蛉玉3・金環1・金銅製玉1
である。このような副葬品から、横穴が造られた時代初期の、横穴に葬られた人（被葬者）の社会的・文化的性格をうかがうことができるだろう。
（静岡県教育委員会1993『ふるさと静岡県文化財写真集3　彫刻・工芸品・歴史資料・考古資料編』より）

地図情報

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