しずおか文化財ナビ 琴平古墳

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ページID1021606  更新日 2023年11月3日

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写真:琴平古墳

よみ
ことひらこふん
指定区分、指定種別
県指定/記念物 ・ 史跡
指定日
1958年9月2日
員数
一基
所在地
静岡県富士市中里字大塚道東2160-1
一般公開有無
駐車場の有無
公開情報

文化財の説明

【指定資料】 円墳、径約二八米、高約五米、葺石顕著。
【紹介資料】 琴平古墳は愛鷹山南西麓に南延する丘陵先端部の標高60m程に立地し、本墳の東約1000mにある丘陵端部には国指定の前方後方墳「浅間古墳」が在ります。
本墳は円墳で、その規模は、直径31m、高さ5mを計り、丘陵には径20~30cm程の川原石による葺石が施されています。また、本墳の北側には周溝と考えられる幅10m程の窪みが在ります。
本墳の南に広がる、浮島沼周辺には増川の浅間古墳や比奈の東坂古墳をはじめ、江尾の薬師塚古墳、対岸砂丘上の山の神古墳、庚申塚古墳など4~7世紀にいたる王墓とされる古墳が築かれてきました。これも、浮島沼という一大水田地帯があった事に由来するものです。また、浮島沼北岸から愛鷹南麓丘陵上には、この外にも旧石器時代を代表する間門の峰山遺跡をはじめ、縄文時代の百間遺跡、富士岡の椎ノ木平遺跡、境の上ノ段遺跡。弥生時代では境の的場遺跡や増川の宮添遺跡など多くの遺跡が営まれてきました。
(静岡県教育委員会1998『静岡県文化財ガイドブック 原始・古代の史跡』より)

地図情報

地図

このページに関するお問い合わせ

スポーツ・文化観光部文化局文化財課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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ファクス番号:054-250-2784
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