磐田学園のサービス

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ページID1044209  更新日 2024年1月12日

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ショートステイ事業

障害のある児童(主として知的障害のある18歳未満)に一時的に入所していただき、生活支援、食事支援等を提供しています。
日常介護されている保護者の方が病気や出産、きょうだいの行事やリフレッシュなどの理由で介護できない場合に利用できます。

ご利用には、お住いの市町が交付した障害福祉サービス(短期入受給者証)が必要です。
受給者証の交付をされていない方は、市町障害者福祉担当課にお問い合わせください。

利用手続き

  1. 短期入所の利用をご希望の方は、直接学園にご連絡ください。
    (現在すでに他の障害福祉サービスを利用されている方は、相談支援事業所の方に事前に相談をされると手続きがスムーズです。)
  2. 契約前に施設の見学と悦明をさせていただきます。
    (見学には児童本人の同席が可能であればお願いします。)
  3. 見学説明後、利用ご希望の場合は後日契約の手続きをしていただきます。
  4. 利用希望の前月の初日から3日間(土日、祝日を除く)の8時30分から17時15分の間に翌月の利用希望の日程をご連絡ください。
    (期間・時間内に直接お電話をおかけください。)

ご利用可能日

毎週土日
(ただし、年末年始[12月29日から1月3日]と3月20日から5月5日の期間を除く)

利用料金及び支払方法

市町が定める利用者負担額と当園が定める食費、光熱費を後日お送りします納入通知書で納付していただきます。

利用上のお願い

施設内で感染症が発生した場合等は、急遽ご利用のお断りをさせていただく場合がありますので、ご理解とご協力をお願いします。

地域支援事業

当園では、令和4年度より地域支援班を設け、これまで以上に他機関との連携を積極的に実施していきます。
連携の柱の1つ目は児童相談所の一時保護機能の補完です。児童相談所の一時保護所では担いきれない役割(重度の障害がある児童や幼児年代のお子さんの受け入れなど)を当園が補完します。2つ目は地域で受け入れ困難な障害児の広域調整です。利用者が住み慣れた地域の施設では受け入れが難しい場合、当園が受け入れその利用者にあった支援方法を模索し、最終的には、その利用者に合った施設や、住み慣れた地域の施設に移行していただきます。

その他にも、施設職員向け研修を開催したり、これまで実施できなかった高等部通学支援の検討、さらには相談支援事業所や児童発達支援センターとも連携を図り、地域の課題を探り、当園の業務を進めています。

心理・発達支援事業

心理発達支援班では、学園入所している子どもの心理ケアや発達支援を生活の場で生かすために、心理発達アセスメントとして発達検査(Vineland-2.(ヴァインランド・ツー))や子どもの感覚特性(敏感・特性など)を把握する「感覚プロファイル」などを行い、子ども一人一人の発達を捉えて、日常の生活支援に生かせるようにしています。

また、県内の福祉型障害児施設の職員のみなさんへの支援として、学園で行う研修を公開したり、職員のスキル向上のための研修などを地域の支援力アップを図っています。この他にも子どもへの個別面接や個別専門療育、グループ支援などを実施しており、子どもたちがよりよい生活を送れるように支援しています。

強度行動障害特別支援等事業

強度行動障害とは、自傷、他傷、こだわり、もの壊し、睡眠の乱れ、異食、多動など本人や周囲の人のくらしに影響を及ぼす行動が、著しく高い頻度で起こるため、特別に配慮された支援が必要になっている状態のことを言います。強度行動障害は生まれながらの障害ではなく、環境との相互作用で引き起こされる二次的障害で、平成29年度末の時点で31,000人の強度行動障害児・者がいると言われています。

磐田学園は、令和3年度の改築により全室個室となりました。刺激の統制を図り、構造化や写真カードやコミュニケーションボードを用いたコミュニケーション支援を行っています。併せて医療カンファレンスや通院等で医療機関と協力して服薬の調整を行い、行動障害の軽減と社会参加の推進を目指しています。

磐田学園では、地域全体における強度行動障害児・者への援助の技量と質の向上に寄与することを目的として、平成10年度より、強度行動障害特別支援事業の一環として、外部講師をお招きして県内関係機関の方々を対象とした「強度行動障害研修会」を開催しています。令和2年度はコロナ感染症予防の観点から、中止となりましたが、令和3年度は近隣障害児・者入所施設職員を対象に実施し、磐田学園における実践報告と、事例検討を行いました。

学卒生活動

中学卒業以上の児童を対象とした日中活動支援を行っています。拘りが強く、刺激に弱い児童が多いため、集団での活動が難しく、個別の対応が主体となります。個別課題や園内歩行等を通して、個々の生活リズムを整えると共に、成人施設移行に向けて、落ち着いて課題に取り組む姿勢や主体性を養うことを目的に行います。

幼児事業

磐田学園では、入所している未就学児に対して日中活動の場として『幼児班活動』(以下、幼児班)を実施しています。幼児班では、在籍している児童の発達や障害特性に配慮した環境及び活動を提供しています。活動内容は、朝の会、園外歩行や室内体育活動(リトミック、サーキット)による体力作り、自然との触れ合い、制作活動等を集団で行ったり、個々の発達状況や生活場面における支援目標を考慮した個別の課題を職員と1対1で実施したりします。加えて、様々な季節行事を通し経験の幅を広げたり、参観会で保護者との交流を行ったりしています。また、浜松特別支援学校磐田分校の行事に参加させてもらうこともあります。幼児班スタッフ間のみならず、児童が生活している寮をはじめ、看護師、栄養士、心理発達支援スタッフ等園内の複数の専門職が連携し、よりよい支援を提供できるよう目指していきます。

写真:幼児班1

写真:幼児班2

写真:幼児班3

このページに関するお問い合わせ

磐田学園
〒438-0026 磐田市西貝塚3577-1
電話番号:0538-32-2108
ファクス番号:0538-33-0130
iwagaku-soumu@pref.shizuoka.lg.jp