平成28年12月県議会定例会知事提案説明要旨1-7

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ページID1010600  更新日 2023年1月13日

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平成28年12月県議会定例会知事提案説明要旨

【1.県政の概要】(7)エネルギーの地産地消の取組

次に、エネルギーの地産地消の取組についてであります。

人々が安心して豊かに暮らし、経済活動が活発に行われるためには、安全で環境に優しく、低コストで安定的なエネルギー供給の実現が必要であり、県では、再生可能エネルギーの導入と省エネルギー社会の形成を同時かつ強力に進めております。

この具体策の一つとして、このたび、本県独自の電力システム「ふじのくにバーチャルパワープラント」の構築に向け、民間事業者と共同したプロジェクトをスタートいたしました。

「ふじのくにバーチャルパワープラント」は、最新のIoT技術を活用し、太陽光や風力といった再生可能エネルギーなどの発電量と、家庭や事業所が利用する電力量などのデータを集約し、蓄電池の遠隔操作等により、地域内の電力の需要と供給を効率的に調整する画期的な仕組みであります。

現在、県内のエネルギー事業者等からの提案に基づき、運営体制の構築に向けて取り組んでおります。

このプロジェクトを進めることにより、本県が我が国のエネルギーの地産地消のモデルとなるよう、全力で取り組んでまいります。