平成26年5月県議会臨時会知事提案説明要旨2-1
平成26年5月県議会臨時会知事提案説明要旨
【2.県政の状況】（1）地震・津波対策
続いて、県政の状況について、御報告申し上げます。
はじめに、地震・津波対策についてであります。
去る3月28日の中央防災会議において、「南海トラフ地震防災対策推進基本計画」が決定され、富士山静岡空港が、名古屋港及び名古屋空港とともに、国の災害応急対策活動を展開する「大規模な広域防災拠点」として例示されました。
オフサイトセンター及び環境放射線監視センターの空港隣接地への移転を進めつつ、国と協力し、防災拠点としての機能を強化してまいります。
また、「南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法」に基づき、県内では、35市町の全てが、南海トラフ地震防災対策推進地域に、沿岸部を有する21市町の全てが、南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域に指定されました。
本県では、「地震・津波対策アクションプログラム2013（ニセンジュウサン）」に基づく対策に取り組んでまいりましたが、今回の指定を受け、これまで以上に市町と連携し、命山や避難タワー等の津波避難施設や高台に向かう避難路の整備を強力に進めてまいります。