平成24年5月県議会臨時会知事提案説明要旨2-2

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ページID1009988  更新日 2023年1月13日

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平成24年5月県議会臨時会知事提案説明要旨

【2.県政の状況】(2)内陸のフロンティアを拓く取組

次に、内陸のフロンティアを拓く取組についてであります。

去る4月14日、新東名高速道路の御殿場ジャンクションから三ケ日ジャンクションまでの区間162キロメートルが、神奈川県、愛知県の両区間に先立ち開通いたしました。

新東名の開通により、県土全体が安全・安心で魅力ある地域に発展する可能性が高まっていることから、この周辺地域を“富士の国の新しい国土軸”として捉えてまいります。特に、津波対策として沿岸部から移転を希望する場合の受け皿ともなり、東日本大震災の復興モデルとなる災害に強い地域づくりを提案し、内陸のフロンティアを拓く取組を推進してまいります。

まず、新東名高速道路周辺における内陸部の開発、沿岸部などの都市の再構築、内陸部と都市部を結ぶ連携軸の形成を進めていくため、市町と連携を図りながら、取組の全体構想を策定いたします。

中でも、国に対して具体的な規制緩和や税制・財政上の支援を求める取組については、その早期実現に向け、総合特区制度を活用することとし、9月末の申請に向けて準備を進めてまいります。