自らの地域は皆で守る 今こそ!自主防災組織の活動へ

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ページID1056226  更新日 2023年8月31日

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災害後はライフラインの寸断などにより、すぐに公的な救出・救助や支援を受けることが難しいケースも考えられます。そんな時、近所に頼れる人はいますか?また、土砂崩れが起きやすい場所、津波や浸水の危険がある場所など、住む地域によって危険なポイントは異なります。日頃からどんな備えをすればよいでしょう? 9月は防災月間です。この機会に地域の防災について、みんなで考えてみませんか?

知っていますか? あなたの街の防災組織

災害の被害を最小限に抑えるためには、自助・共助・公助それぞれが災害対応力を高め、連携することが大切です。消防、警察、自衛隊などが、救出・救助を行いますが、地域には町内会(自治会)などが主体となって共に助け合う自主防災組織があります。自主防災組織は災害時に避難の声かけや避難所を運営するだけでなく、防災訓練や防災点検、講習会など、日頃からさまざまな活動をしています。

牧之原市 坂部第五町内会の場合

昨年12月、町内会が自主的に地域の小中学生を対象に「わたしの避難計画」作成の講習会を開催しました。

  • 私の住む地区は山あいの地域で、大雨による河川の氾濫や、土砂崩れのリスクが高いです。子どもたちはこれから成長に伴いさまざまな場所で生活することになるため、防災意識の向上が必要と考え、「わたしの避難計画」作成の講習を実施しました。


  • 牧之原市坂部第五町内会長 大関おおぜきすすむさん

「わたしの避難計画」は、こちらで作成できます

地域で確認・共有しておきたいこと!

  • 各自で「わたしの避難計画」は作成してる?
  • 要支援者(高齢者の方、車いすの方、外国籍の方、日本語が話せない方など)がいる?
  • 連絡体制は決まっている?
  • 避難所の運営は誰がどうする?

もしもの時の避難。 一人で?それとも、町内で?

住人同士が助け合い、住みやすい環境を作っていく町内会は、地域防災の要。コロナ禍でつながりが薄れつつある今だからこそ、町内会の活動は大切です。もしもの時、一度でも会ったことがあれば助け合いの第一歩に。日頃の防災訓練や行事に参加して、顔見知りになっておくことが大切です。

つながりがあってよかった・・・ 寄せられたこえ

  • 台風時、家が浸水。停電して真っ暗な中、2階へ避難していたときに、窓の外から安否を確認する近所の方の声を聞いて、本当に心強かったです。



  • 地域の方々で復旧活動をしました。日頃からのつながりの強さがすごく大切だと改めて認識しました。

難を避けるのが避難。在宅避難も選択肢に

災害が起こった時、危険な場所にいる人は避難することが原則ですが、自宅で身の安全が確保され、引き続き住める場合には、自宅で避難生活を送ることも避難の一つです。災害時には、ライフラインの復旧に1週間ほどかかることもあります。在宅避難の際に困らないよう、常温で日持ちする食料、飲用に使う水(1人1日3リットル)の備蓄(1週間分)、お風呂の水をためて生活用水の確保をしておけば安心です。

※ローリングストック:日常使う食材や非常用の食料品を消費しながら備蓄していく方法のこと

さらにフカボリ!
地域防災の中核を担う消防団-女性が活躍-
静岡市消防団カラーガード隊を取材しました!

問い合わせ/県危機政策課 TEL/054(221)2996 FAX/054(221)3252

このページに関するお問い合わせ

知事直轄組織知事戦略局広聴広報課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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