文書作成のポイント
作り方の基本や、役立つツールをご紹介します。「やさしい日本語」の文書を作ってみましょう!
「やさしい日本語」の文書をつくる前に
「やさしい日本語」の文書作成には、もともとの文書を「日本人にもわかりやすい簡潔なもの」にすることが必要です。
まずは、以下の資料を見ながら、わかりやすい日本語の文書にしてみましょう。
<例:介護保険制度の説明(抜粋)>もともとの日本語の文書⇒わかりやすい日本語にしたもの
「日本人にとってもわかりやすい文章」にする方法を動画で見ることができます。
-
在留支援のためのやさしい日本語ガイドラインPart1(外部リンク)
明治大学山脇ゼミ作成 -
在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン演習編ステップ1(外部リンク)
出入国管理庁
「やさしい日本語」の文書を作成しよう。
わかりやすい日本語の文書ができたら、「やさしい日本語の手引き」を参考に、やさしい日本語の文書を作成します。
やさしい日本語変換のための基本ルール
作成したあと、下記の点ができているかチェックしましょう。
- 一文を短くして、文の構造を簡単にする。
- 難しい言葉を避け、簡単な言葉を使う。
- 災害時によく使われる言葉や、知っておいたほうがよいと思われる言葉は、そのまま使う。その言葉の後に、かっこ書き〈〉で意味を補足する。
- 外来語(カタカナ語)はなるべく使わない。使うときは注意する。
- 擬態語や擬音語は避ける。
- 動詞を名詞化したものは分かりにくいので、できるだけ動詞文にする。
- あいまいな表現は避ける
- 二重否定の表現は避ける。
- 文末表現はなるべく統一する。
- ローマ字は使わない。
- 時間や年月日を外国人にも伝わる表記にする。
- 漢字の使用量に注意する。全ての漢字にふりがなをふる。
- 文は、文節ごとに「分かち書き(余白を空けて区切る)」にして、言葉のまとまりを認識しやすくする。
- 絵、写真、図表などを使って分かりやすくする。
<例:介護保険制度の説明(抜粋)>わかりやすい日本語にしたもの⇒「やさしい日本語」にしたもの
「やさしい日本語」の文書を作成する方法を動画で見ることができます。
-
在留支援のためのやさしい日本語ガイドラインPart2(外部リンク)
明治大学山脇ゼミ作成 -
在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン演習編ステップ2(外部リンク)
出入国管理庁
作成のためのお役立ちツール
日本語の難易度を調べるツールが無料で公開されています。
在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン
出入国在留管理庁と文化庁が令和2年8月に作成したガイドラインです。行政文書でよく使う単語の「やさしい日本語書き換え例」も掲載されています。
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
知事直轄組織地域外交局多文化共生課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3316
ファクス番号:054-221-2542
tabunka@pref.shizuoka.lg.jp