地産地消について
地産地消とは?
私たち消費者の身近なところで生産されたものを選んで食べる(購入する)ことです。輸入食品の安全性が問題になっている中で、食料自給率を高め、しかも生産者が近くにいるという安心感があります。また、地域の食文化の継承になり、地域の活性化につながるのもメリット。この動きが高まれば、生産者が地域のためにいい物をつくる意識も高まります。
静岡県では、平成14年から地元で生産した農林水産物を地元で消費する地産地消を推進しています。
地産地消の意義
私たち消費者は、食品に対しもっと関心を持つ必要があります。それは、自分たちの健康に直結するものだからです。誰がつくっているのか、農薬を使っているのかいないのか、添加物はあるのかないのか、それらが確かであることを知れば、消費行動は変わってきます。そして、トレーサビリティ(生産・加工などの経緯)がシンプルなほど、信頼性は高まります。
また、環境にもやさしく、生産物の移動距離が短ければ輸送コストがかからず、CO2の排出量も減少できます。
地産地消の現状
地産地消には、さまざまな活動があります。その中から、私たちの消費に直結する活動を紹介します。
○直売所
直売所の運営主体は農協、農協の組合員、第3セクター、任意団体等があり、運営方法もいろいろです。そこで私たちは、生産者が販売している場合もあり、顔が見える安心を購入することができます。
○量販店等
量販店等の中には、地産地消の販売コーナーを設置しての地場農産物の販売を行っている店舗があります。流通経路は一つ増えますが、これにより私たちはより身近な場所で、地場産品を手にすることができます。
○外食・中食
外食事業や中食事業でも、農産物の安定した確保や消費者ニーズに応える観点から、地場農産物を使用した活動が広がっています。私たちが、お総菜や外食先を選ぶときに、地場産品を使用しているかどうかもポイントにしましょう。
これらの活動が増えてきたのは、私たち消費者が地場産品を求めるようになったからです。消費行動が商品流通の流れを変えているというか、あるべきカタチに戻しているのかもしれません。
このページに関するお問い合わせ
くらし・環境部県民生活局県民生活課
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