遠隔災害支援
静岡発!デジタル技術を活用して遠隔からの災害復旧支援に取り組みます
遠隔災害支援とは?
本県では、令和6年1月の能登半島地震において、石川県が保有していた被災前の3次元点群データを東京都と連携してインターネット上で公開し、遠隔からでも被災前後の地形状況を把握できる環境を整備しました。これにより、災害復旧の計画、設計で活用されましたが、現地の技術者が不足していることから、社会インフラの早期復旧には、遠隔からでも支援できる仕組みが必要となっています。

3次元点群データ等を提供している「 G空間情報センター」やオンライン型の電子納品システム「 My City Construction 」、リアルタイム災害情報提供システム「RTDS」等、データ流通支援プラットフォームの整備・運営をしている 『一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会(AIGID)』と連携して、技術者が被災現場に行かなくても遠隔から災害復旧支援ができるシステムの構築・仕組みづくりに取り組みます。
県内支援の試行から始め、その後3次元点群データを活用する県や、災害支援で関係のある県等との県外支援の試行に発展させ、全国における災害復旧支援の標準モデルとなるよう取り組みます。
遠隔災害支援システム
web地図上において、3次元点群データや現地調査資料、図面、写真等必要なデータを共有し、いつでもどこからでもアップロード・ダウンロードできるシステムを構築します。そのデータを基に遠隔地からの支援を可能とします。
今後の取り組み
令和7年度はシステムの構築と県内での試行、令和8年度以降は県外での試行等、全国への展開につなげていきます。
ご興味のある方や一緒に取り組んでいきたい自治体の方等、お気軽に下記連絡先までお問い合わせください。
このページに関するお問い合わせ
交通基盤部政策管理局建設政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2497
ファクス番号:054-221-3582
mirai@pref.shizuoka.lg.jp