熱海市津波対策　伊豆山地区協議会

第4回（平成29年4月26日（水曜日）開催）

伊豆山地区は、観光業と水産業が盛んな集落です。地形が急峻なため、津波対策も含め災害対策について日ごろから意識の高い地区です。

これまで3回にわたる地区協議会で、観光や景観に配慮して護岸のかさ上げはしないことや、避難路整備や路面標示の設置などソフト対策に重点をおくことが話し合われてきました。

今回は、これまで出された意見とその対応策を振り返るとともに、今年度、1か所の避難路でがけ崩れ対策を実施することも報告しました。

また、これまでの議論を踏まえて県・市が作成した「伊豆山地区の津波対策の基本方針（素案）」について説明し、参加者の意見を聞きました。

本地区協議会において、「基本方針（素案）」は概ね了承されたため、今後、「伊豆山地区の津波対策の基本方針（案）」を県・市で構成する静岡モデル推進検討会に諮っていきます。

開催日時

平成29年4月26日（水曜日）18時30分～19時45分

場所

伊豆山浜会館

参加者

地元住民・役員・関係団体等7名、熱海土木事務所4名、東部危機管理局1名、熱海市役所7名

配布資料

• 1.第4回　次第 （PDF 58.8KB）
• 2.津波対策シミュレーションについて （PDF 77.2KB）
• 3.伊豆山地区の津波対策（課題と対応策） （PDF 115.1KB）
• 4.熱海市伊豆山地区における津波対策の基本方針（素案） （PDF 127.8KB）
• 5.伊豆山地区の津波対策（対応策の抽出（具体化）と優先順位づけ） （PDF 65.8KB）
• 6.伊豆山地区津波対策平面図 （PDF 394.6KB）

第3回（平成27年10月28日（水曜日）開催）

今回は熱海市の「伊豆山地区」で開催し、第2回までの意見に対して、県・市の考えるハード・ソフト対策を短期・中期・長期的対策に分けて説明した後、地元で考える短期・中期・長期的対策、地元で対応することについて、ワークショップにより意見を交換し、2グループで発表を行いました。

県から説明した、「L1津波の浸水が伊豆山港内だけでおさまるため、防潮堤の整備は困難」という説明について、地元からの反対意見はありませんでした。各グループからは、「短期的対策として避難路のどこが崩れるか調査をする」「3つの避難路を優先順位をつけて1つずつ整備」「避難路沿いにある空き家や倒木の危険がある樹木の調査が必要」「避難訓練の継続が必要」など様々な意見が出されました。

次回は、ソフト・ハード対策の短期・中期・長期的対策をまとめた案を事務局から提示し、伊豆山地区協議会としての意見を取りまとめる予定です。

配布資料

• 1.第3回　次第 （PDF 97.2KB）
• 2.地区協議会用参考図L1 （PDF 5.3MB）
• 3.第3回WS各グループ意見 （PDF 73.9KB）

ワークショップの結果まとめ

• 熱海市伊豆山地区協議会（H27年10月28日）第3回ワークショップ結果 （PDF 117.8KB）

第2回（平成27年5月20日（水曜日）開催）

今回は、熱海市の「伊豆山地区」で第2回目を開催し、現地で想定津波高や避難路の状況を確認した後、第1回地区協議会で意見が出された想定される危険について回避するための方策をワークショップにより意見交換し、各グループで発表を行いました。

各グループからは、「港入口に陸閘が必要」「市ポンプ場を避難所にする」「避難場所への案内看板の設置」「街灯の整備」「避難訓練参加の強化」など様々な意見が出されました。

次回は、想定される危険を回避する方策の問題点や優先順位（短期、中期、長期対応）を整理し、バランスのとれたソフト・ハード対策について、検討を進める予定です。

配布資料

• 1.第2回　次第 （PDF 56.8KB）
• 2.第1回目の振り返り （PDF 101.0KB）

ワークショップの結果はこちらから

• 熱海市伊豆山地区協議会（H27年3月10日）第2回ワークショップ結果 （PDF 156.2KB）

第1回（平成27年3月10日（火曜日）開催）

熱海市伊豆山地区において、熱海市とともに地元役員や関係機関・団体の皆様と津波対策の現状を情報共有し、津波防災まちづくりを目指したソフト・ハード対策を検討する「第1回津波対策地区協議会」を開催しました。

今回、町内会長や自主防災会長、観光協会や漁協、熱海ビーチライン等の関係団体の準備が整った熱海市の「伊豆山地区」で管内初となる第1回津波対策地区協議会を開催し、協議会発足の理由や今後の進め方の説明、会長・副会長を選出した後に、伊豆山港で行われる「さざえ祭り」の開催中に大地震が発生した場合の500名に及ぶ観光客や地元関係者の被害や避難の対応等について、ワークショップにより意見を交換し、各グループで発表を行いました。

次回は、想定される危険を回避する方策について話し合い、バランスのとれた「短期」「中期」「長期」のソフト・ハード対策について、検討を進める予定です。

参加者

地元役員・関係団体等16名、熱海土木事務所12名、東部危機管理局3名、熱海市役所5名

配布資料

• 第1回　次第 （PDF 55.1KB）
• 運営要領（案） （PDF 83.2KB）
• 設置、メンバー（案） （PDF 75.0KB）
• 今後の対応 （PDF 90.6KB）
• 地区協議会の進め方・ルール （PDF 58.6KB）
• 浸水深図（熱海市） （PDF 2.4MB）
• 生活の知恵：津波 （PDF 92.9KB）
• サイポスレーダー （PDF 382.6KB）
• 熱海土木事務所ホームページの津波対策ページの紹介 （PDF 348.0KB）

ワークショップの結果はこちらから

• 熱海市伊豆山地区協議会（H27年3月10日）第一回ワークショップ結果 （PDF 295.0KB）