勉強会

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ページID1042748  更新日 2023年1月13日

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概要と目的

勉強会では、地域の資源や課題、代替案や評価項目等に関して、これまでの計画やまちづくりの考え方を共有する同じメンバーで継続的に議論してきました。

具体的には、ファシリテーター(まちづくり専門家などの第三者)の仲介により、鉄道高架や貨物駅移転に関して、立場の異なる参加者が混在する複数のグループで議論を進めていきました。毎回、勉強会の最後には、グループ毎に検討結果の発表を行い、その発表内容に疑義があれば他のグループからの質問も可能としました。また、各グループにおける議論の仲介だけでなく、勉強会の運営そのものをファシリテーターに委任し、公正・中立な運営に努めました。

勉強会はPIプロジェクトにおける中心的なコミュニケーション手法であり、議論の深化と相互理解を通じて、互恵的解決策を探ることを目的としました。

参加者等

参加者は、主に鉄道高架事業に関心のある団体等から推薦された44人で、参加できない場合の代理人(30人)も事前に指名していただきました。さらに、透明性を確保するためすべて公開とし、傍聴者は延べ229人、報道関係者は延べ45社が来場しました。

開催実績

地区別の代替素案を検討するステップ3までは、地区別(沼津駅周辺地区、原地区)に開催し、代替素案を組み合わせた代替案について検討するステップ4以降は、両地区合同で開催しました。地区別にそれぞれ5回、合同で7回、合計17回の勉強会を開催しました。

その他に、議論の参考とするため、貨物駅や橋上駅、その他の関連施設等を訪問する現地視察会を1回開催しました。

活動結果

鉄道高架や貨物駅移転に関して立場の異なる市民が一堂に会し、多様な価値観を表明することで、賛否をめぐる対立構造から脱却し、共通の地域づくりの目標を見出すことができました。最終的には、複数ながら、地域のニーズ(利害関心)を踏まえた代替案を絞り込むことができました。

さらに、迅速な意思決定と地域づくり、市民参加プロセスの確保など、今後の地域づくりの進め方について、参加者の共通認識をとりまとめました。また、参加者同士や行政がオープンに議論したことで、市民の皆さんの県に対する信頼の確保にもつながりました。

合同

実施結果

沼津駅周辺地区

実施結果

原地区

実施結果

勉強会における共通認識等の手交

沼津駅周辺地区、原地区でそれぞれ5回、合同で7回の勉強会を受けてとりまとめた共通認識等を、PI委員会の石田委員長と勉強会総合ファシリテーターの井上氏から知事に手交していただきました。

  1. 日時
    平成25年11月15日(金曜日)午後3時55分~午後4時10分
  2. 会場
    静岡県庁東館5階知事室(静岡市葵区追手町9番6号)
  3. 出席者
    沼津駅付近鉄道高架事業に関するPI委員会委員長・石田東生氏
    沼津高架PIプロジェクト勉強会総合ファシリテーター・井上赫郎氏
  4. 手交資料

写真:手交の様子1

写真:手交の様子2

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このページに関するお問い合わせ

沼津土木事務所
〒410-8543 沼津市高島本町1番3号東部総合庁舎6階・8階
電話番号:055-920-2202
ファクス番号:055-922-6684
numado-kikaku@pref.shizuoka.lg.jp