自転車走行環境の整備
概要
自転車利用
日本国内における自転車の保有台数は平成25年時点で約7,200万台と自動車と同程度であり、環境対策、国民の健康増進、災害時の移動手段等の観点から自転車利用への期待が高まっています。
増加する自転車の事故
利用が増える一方で、近年、自転車と歩行者との接触事故が増加しており、誰もが安全で安心して通行できる道路の整備が必要になってきています。
安全な自転車利用のために
このような状況のもと、国、県警、政令市で組織する静岡県道路交通環境安全推進連絡会議において、統一的な自転車通行空間の整備を行うことを目的に「静岡県自転車道等設計仕様書」を策定しました。
施策の内容
(1)自転車通行空間の整備
歩行者と自転車が錯綜することによる事故を防ぐため、自転車道の整備、自転車専用通行帯の整備、車道混在における通行位置の明示、自転車歩行者道内の通行位置の明示を行います。
整備形態 | 延長 |
---|---|
自転車道 | 0.6km |
自転車専用通行帯 | 1.6km |
車道混在(通行位置の明示) | 192km |

自転車道

自転車専用通行帯

車道混在の通行位置の明示

自転車歩行者道内の通行位置の明示
矢羽根型路面表示には、車道における自転車通行位置を示し、ドライバーに自転車が車道内で混在することを注意喚起する役割があります。
(2)自転車道(サイクリングロード)の整備
自転車利用の増大に対応し、全国で「大規模自転車道」の整備が進められています。静岡県内では、太平洋岸自転車道(静岡清水自転車道、静岡御前崎自転車道、浜松御前崎自転車道)と浜名湖周遊自転車道が整備されています。
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このページに関するお問い合わせ
交通基盤部道路局道路整備課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3015
ファクス番号:054-221-3565
douroseibi@pref.shizuoka.lg.jp