富士市消防本部とドローンを使用した遭難者救助訓練を実施しました。

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID2006953  更新日 2024年10月18日

印刷大きな文字で印刷

富士警察署では、山岳遭難事故に備えて定期的に各関係機関と協力して山岳遭難救助訓練を実施しています。

本年も9月30日、須津渓谷において、富士市山岳救助隊・富士市消防本部警防課・富士市消防本部ドローン隊・富士警察署山岳遭難救助隊合同で訓練を実施しました。

写真:富士市消防本部とドローンを使用した遭難者救助訓練を実施しました。
訓練開始前の打合せ状況

今回の訓練は遭難者役の隊員を山中に配置し、富士市消防本部ドローン隊がドローンを使用して遭難者を捜索する実践的訓練を実施しました。

ドローンに装備されている赤外線カメラで上空から遭難者を発見します。

ドローンには画像転送システムも装備されており操縦者だけでなく他の隊員もモニターを監視して遭難者を捜索できます。

今回の訓練では、上空からドローンを使用した捜索により早く遭難者役を発見し、隊員を救助出動させることで従来よりも隊員の負担が少なく安全に救助することができました。

写真:富士市消防本部とドローンを使用した遭難者救助訓練を実施しました。
ドローン準備

ドローンは資格所有者しか操縦することができず高度な技術が必要となります。

写真:富士市消防本部とドローンを使用した遭難者救助訓練を実施しました。
ドローンが離陸し山中の遭難者役を捜索開始
写真:富士市消防本部とドローンを使用した遭難者救助訓練を実施しました。
モニターを使用して遭難者役を捜索
写真:富士市消防本部とドローンを使用した遭難者救助訓練を実施しました。
ドローンからの送信画像で遭難者役を発見した状況

ハイカーの皆様へ

イラスト:エスピーくん

近年は昔と違い熊や猪等の野生動物と遭遇する可能性が高くなっています。熊除けスプレーや鈴等を携行し、遭遇しないようにしましょう。

また例年不幸にも事故に遭われる方が少なからずいます。

以下の点に注意して山ライフを満喫してください。

  • 携帯電話はフル充電でモバイルバッテリーも携行してください。山の電波状況は非常に悪く普段よりも電力を消費するので注意してください。
  • 一人での登山は他者からのサポートが全くなく大変危険であるため単独登山はお控えください。
  • 体調に不安があるときは無理な登山は行わないようにして下さい。

皆様のハイキングが安全で楽しいものとなることを願っております。

このページに関するお問い合わせ

富士警察署
〒417-8566 静岡県富士市八代町3番55号
電話番号:0545-51-0110