あっせん事例(詳細)事業休廃止2
事業所閉鎖に伴う解雇問題をめぐる団体交渉の開催を求めて、あっせん申請が行われた事例(労働組合と会社の間のトラブル)。
申請者
労働者側
事案の概要
労働者Aは、B社にパートとして入社したが、震災の影響による事業所閉鎖に伴い解雇を告げられた。Aは解雇をめぐる条件等に納得できず、C労働組合に加入し、B社に団体交渉を申し入れたが、B社が拒否したため、C労働組合は、あっせんを申請した。
労働者側の主張
便乗解雇であり、解雇の撤回を希望する。解雇の撤回が無理であれば、金銭的補償を求める。
使用者側の主張
震災で事業所は閉鎖となり解雇はやむを得ない。支払うべきものは既に支払った。
結果【打切り】
あっせんにおいて、B社が、解雇の撤回は困難と主張したことから、金銭解決について調整したが、両者の主張の差は大きく、これ以上の調整は困難として、あっせんは打切りとした。
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