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更新日:平成24年5月25日

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低炭素社会学2時間目

地球温暖化防止に向けた県民運動

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2時間目は、地球温暖化防止に向けた静岡県民の自発的行動について学習します。

博士

県民運動の推進

静岡県は、2006年度(平成18年度)から2010年度(平成22年度)までの「STOP温暖化アクションキャンペーン」に続き、2011年度(平成23年度)から、市町や関係団体と はば 広く 連携 れんけい し、地球温暖化防止に向けた自発的な行動の参加と 継続 けいぞく うなが す県民運動「ふじのくにエコチャレンジ」を展開しています。 具体的にどのような運動か、 みな さんも調べてみて下さい 。

また、県は、関係団体と連携し、エコドライブの 普及 ふきゅう を図り、オゾン層 破壊 はかい や地球温暖化の要因になっているフロン類の適正な処理を推進しています。

省エネ設備・機器の導入の促進

昭和30年代の高度経済成長により、急速に家庭用電化製品(家電)が 普及 ふきゅう し、 家電の使用による「動力、照明他」の消費量が一番多くなっており、加えて、 かく 家族化や少子 高齢 こうれい 化によって 一軒 いっけん の家に住む人数が少なくなるにつれて、逆に一人あたりのエネルギー消費量が増えてきています。 そこで、県は、家庭における省エネ行動を うなが すとともに、 環境 かんきょう 負荷の少ない商品の情報提供により環境にやさしい消費行動を促進しています。

また、日本で 排出 はいしゅつ されるCO2の90%を めるのが、自動車の排気ガスに ふく まれるCO2で、自動車による温室効果ガスCO2以外も含む)の排出量は、全体の2割を占めています。その自動車の半分は自家用ですが、残り半分は業務用です。 そのため、温室効果ガス削減 さくげん に大きく 寄与 きよ する産業部門で、温室効果ガス排出削減の先進的な取組をしている事業者を推進・広報するとともに、環境 配慮 はいりょ 型の 企業 きぎょう 経営の普及や、「静岡県地球温暖化防止条例」の温室効果ガス排出削減計画書制度の確実な 履行 りこう を促しています。

静岡県自らも設備機器 更新 こうしん にあたり、より省エネ性能の高い機種を選定するなど、率先して温室効果ガスの排出削減に取り組んでいます。みなさんもこの機会に「静岡県地球温暖化防止条例」を調べてみましょう!

建築物の省エネ化と長寿化の推進

静岡県は、住宅や事務所建築物の断熱化を進め、空調機器の利用に ともな 二酸化炭素排出 はいしゅつ 量を おさ えるとともに、建築物の建て えによる建設 廃材 はいざい の処分などの 環境 かんきょう 負荷軽減のため、「長期優良住宅」の 普及 ふきゅう 促進 そくしん 、木造住宅の 耐震 たいしん 補強助成プロジェクト「TOKAI-0」事業などによって建築物の長寿命化を図っています。

また静岡県産材を活用した住宅リフォーム 支援 しえん 制度など、住宅リフォームに対する 融資 ゆうし 、助成などの各種支援制度の活用により、住宅リフォームの促進を図り、 既存 きぞん 住宅の再利用を推進しています。

 

みなさん、初めて聞く制度がいくつか出てきたと思います。そういう時は、必ず詳しく調べてみましょう!「聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥」と言いますから。

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