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更新日:平成19年3月1日
平成19年2月 県議会定例会知事提案説明要旨【5 予算編成の重点施策の概要及び県政の課題】(6)「産業活力日本一」の実現のための取組エ 農林水産物の戦略的なブランド形成次に、農林水産物の戦略的なブランド形成についてであります。
本県農林水産物の競争力を強化するため、昨年12月には首都圏でのトップセールスや、本県食材の応援団である「フレンドリーレストラン」の展開などに取り組んでまいりました。
今後はこうしたマーケティング活動に加え、都内量販店に「しずおか夢逸品市場」を設置し、静岡の食の魅力を常時発信してまいります。
また、本県が育成した高級いちごである「紅ほっぺ」のブランド化を図り、その産地として静岡県の名がとどろくように積極的に生産指導、PRしていくほか、消費者のニーズに対応した、静岡ならではの特色のある銘茶や品質の高い米などについても、新しいブランドと産地づくりを推進してまいります。
オ 森林整備の促進と林業振興次に、森林整備の促進と林業振興についてであります。
間伐等の作業区域の明確化や、林内の歩道整備による施業箇所へのアクセスの向上により、効果的な森林整備を促進するとともに、森林組合等が行う森林の現況調査などを支援し、集約的、計画的な森林施業の実施に取り組んでまいります。
また、「しずおか優良木材」を使用した住宅への助成を130棟から160棟に拡大し、良質の木材を活用した在来工法の住宅の良さについての理解を深める事業を進めます。
このほか、資源の循環利用の一層の推進も図りながら、森林の持つ多面的機能の確保と本県林業の振興に努めてまいります。
カ 漁業協同組合の再編整備次に、漁業協同組合の再編整備についてであります。
漁業協同組合は、これまでも様々な経営改善に取り組んできたところでありますが、依然として、水産業をめぐる環境は厳しく、水産物の安定供給や本県水産業の振興のためには、将来にわたり自立可能な漁業協同組合として再建していくことが急務となっております。
このため、昨年11月、漁業協同組合長会議において、平成20年3月末までに、現在の29漁協を合併し、伊豆、沼津、駿河湾、西部の4漁協に再編するという方針が決議されたところであります。
現在、この方針に沿って、それぞれの漁業協同組合におきまして合併に向けての取組を進めておりますが、県といたしましても、期日までに合併が整うよう、関係団体と連携を図りながら、できる限りの支援をしてまいります。
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