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更新日:平成19年3月1日
平成19年2月 県議会定例会知事提案説明要旨【5 予算編成の重点施策の概要及び県政の課題】(7)「くらしの利便性日本一」の実現のための取組第7は、「くらしの利便性日本一」の実現のための取組であります。
ア 富士山静岡空港はじめに、富士山静岡空港についてであります。
航空会社が路線を決定するのは、通常、就航の1年前頃とされており、来年度は大変重要な時期に当たることから、既に協定を結んでいる日本航空グループと路線や便数について具体的な協議を進めるとともに、私自らも積極的にエアポートセールスを展開してまいります。
さらに、航空会社と連携した観光商品の開発や教育、ビジネスでの利用推進など、開港に向け需要を確かなものとするため、多角的に取り組み、航空会社の路線就航の意思決定をより多く導きだすよう全力で努めてまいります。
また、旅客ターミナルビルにつきましては、富士山静岡空港株式会社が基本プランを公表し、設計、施工に向けた作業を進めておりますので、県といたしましては、必要な資金について支援するとともに、空港基本施設との一体的な経営を進め、質の高いサービスの提供と経営の効率化を目指してまいります。
空港事業用地の確保につきましては、去る1月10日までに、県収用委員会の裁決に基づき、空港本体部の全ての用地の権利を取得いたしました。
地権者を含む関係の方々の冷静な判断により、小屋の撤去、立木の伐採等が自主的に行われ、円滑に用地の取得ができたものと認識しております。
西側制限表面部におきましても、去る1月19日付けで、県収用委員会から権利取得裁決及び明渡裁決をいただき、現在、円滑に用地を取得できるよう、補償金の払渡し等の手続を進めております。
今回裁決をいただいた用地について、土地収用法等に基づいて取得するために必要な予算を、今議会にお諮りしているところでありますが、引き続き起業者として適切に対応してまいります。
イ 道路ネットワークの整備次に、道路ネットワークの整備についてであります。
新東名高速道路につきましては、各高速道路会社により着実に整備が進められており、着手が遅れていた御殿場ジャンクション以東についても、昨年12月から地元説明会を実施するなど建設に向けて大きな進展が見られたところであります。
また、東名高速道路の利便性向上を図るため、富士川サービスエリアと遠州豊田パーキングエリアのスマートインターチェンジにつきましては、平成19年度の本格導入に向け、最終的な手続きを進めております。
県といたしましては、新東名高速道路をはじめとする高規格幹線道路が、一日も早く供用されるよう、引き続き、国や中日本高速道路株式会社などに働き掛けるとともに、これらに接続するアクセス道路等の整備に努め、県土発展の基盤となる道路ネットワークづくりを進めてまいります。
ウ 「光ファイバの整備構想」次に、「光ファイバの整備構想」についてであります。
大都市圏を中心に急速に進展する光ファイバの整備を促進し、県民生活の利便性向上や産業の活性化、行政サービスの向上などを図ることを目的に、現在、光ファイバによる情報通信環境の整備を促進するための方策について検討を進めており、年度内に整備構想を策定する予定であります。
今後、通信事業者の協力を得ながら市や町と連携し、具体的な光ファイバ網の整備に向けて地域整備計画を策定するとともに、利活用の促進を図り、光ファイバ網の県内各地域への早期展開に努めてまいります。
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