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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 平成22年2月県議会定例会知事提案説明要旨 > 平成22年2月 県議会定例会知事提案説明要旨 3-(3)-2

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更新日:平成22年3月9日

県議会開会日の提案説明

平成22年2月 県議会定例会知事提案説明要旨

【3.予算編成と組織定数改編の基本方針】

(3)「“ふじのくに”づくりの重点施策の推進」

第2は、「憧れ」を呼ぶ“ふじのくに”づくりであります。

 

はじめに、観光交流の促進についてであります。

 

富士山静岡空港を活用した東アジア地域等との交流拡大を図るため、現地の旅行会社に対するセールス活動や旅行会社・メディアの招聘等により、本県を訪問する旅行商品の開発・販売を促進し、国際観光地を形成してまいります。

 

また、富士山と食をテーマとした観光キャンペーンのほか、観光圏の整備をはじめとした魅力ある観光地づくりへの支援、夏山登山期間における富士山への観光案内人の配置、食や宿のガイドブック作成等を行い、世界に誇れる観光ブランドの確立を図ってまいります。

 

さらに、本県の豊かな自然、文化、産業などの地域資源を活用したニューツーリズムやジオパーク構想を推進し、新たな観光の魅力を創出してまいります。

 

このほか、交流人口の拡大による地域経済の活性化を図るため、国際会議や展示会などの誘致にも積極的に取り組み、観光交流のより一層の拡大を図ってまいります。

 

次に、富士山静岡空港についてであります。

 

昨年6月4日の開港から8ヶ月が経過いたしましたが、世界的な景気の低迷や新型インフルエンザの影響で全国的に航空需要が低迷する中、約43万人の方々に御利用いただき、心から感謝申し上げます。

 

県では「富士山静岡空港利活用戦略本部会議」や、有識者で構成する「富士山静岡空港の魅力を高める有識者会議」を設置し、空港の利便性向上や利活用促進策の検討と実施に全力で取り組んでいるところであります。

 

本年は、中国上海便の需要拡大と浙江省との友好交流促進による交流人口増加を図るため、習(しゅう)近平(きんぺい)中国国家副主席との会談でも話題となりました富士山の標高に因む3,776人規模の「ふじのくに3776友好訪中団」を、5月1日から6ヶ月間開催される上海万国博覧会の会期を中心に派遣いたします。

 

また、ソウル線につきましても、引き続き利用拡大に取り組むとともに、台湾、香港、タイなどへのチャーター便の就航により、富士山静岡空港の魅力をさらに高めてまいります。

 

空港の整備につきましては、航空機の離発着が混雑する時間帯の円滑な駐機スポットの運用やビジネスジェット等の受入促進、リージョナル航空事業の拠点化等に対応するため、平成23年度中の供用開始を目指し、既存の駐機場の西側に新たな駐機場を整備してまいります。

 

日本航空撤退後の札幌線、福岡線につきましては、フジドリームエアラインズによる両路線の就航が決定し、現在のサービスの水準を維持できるものと心強く思っております。

 

今後も、富士山静岡空港利用促進協議会、旅行会社、観光団体等の関係機関と連携し、様々な利用促進策を適時、適切に講じながら、空港需要の拡大と路線の維持、充実に努めてまいります。

 

なお、日本航空と運航支援に係る覚書を締結している福岡線につきましては、開港以来、あらゆる方策を講じて目標搭乗率の達成に向けて取り組んでまいりました。そのような中、日本航空が平成22年4月からの静岡路線の運休を表明しながら、本県に運航支援金を請求することは、覚書の趣旨に反する信義則違反にあたるものと考えられますので、今後、同社から運航支援金の支払いを求められましても、応じることはできないと考えております。

 

次に、大学と連携したまちづくり構想についてであります。

 

学術を中心として文化、芸術等との連携を進め、学生をはじめとする若者が集い賑わう「学住一体のまちづくり」を図るため、東静岡駅から有度山に至る地域のグランドデザインや、“ふじのくに”にふさわしい大学コンソーシアムなどについて、調査研究を進めてまいります。

 

次に、「ふじのくに芸術街道」についてであります。

 

昨年の国民文化祭を契機とした文化芸術活動の盛り上がりを維持し、地域の文化力を高めていくため、県に期待される役割は、県民の自主的な文化活動を「ささえる」機能の充実であります。

 

このため、文化に関する情報の提供やアートマネジメントができる人材の育成、古典芸能や祭りなどの文化資源の継承、活用などに取り組んでまいります。

 

こうした取組を通じ、県内各地で、四季折々に多彩な文化芸術活動が展開される「ふじのくに芸術街道」の実現を目指してまいります。

 


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