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更新日:平成26年1月6日
平成25年12月県議会定例会知事提案説明要旨【3.平成26年度当初予算の編成】
次に、平成26年度当初予算の編成についてであります。 平成26年度の県税収入につきましては、国内の景気に持ち直しの動きが見られるものの、世界景気が下振れするリスクもあることから、今後の動向を十分注視していく必要があります。 また、国が公表した「平成26年度地方財政収支の仮試算」では、地方税、地方交付税などの一般財源総額の伸び率が1.2%と示されましたが、一方で、社会保障関係費等の義務的経費が増加する見込みであり、引き続き、厳しい財政環境下での予算編成になると見込んでおります。 こうした状況ではありますが、平成26年度は、富国有徳の理想郷“ふじのくに”づくりの総仕上げに向けた総合計画の新しい基本計画の初年度となります。「地震・津波対策アクションプログラム2013(ニセンジュウサン)」や防災・減災と地域成長を両立させる「内陸のフロンティア」を拓く取組を通じた県土の強靭化、経済状況に左右されにくい多極的な産業構造への転換、雇用創造、少子化対策、有徳の人づくりなど、喫緊の課題に的確に取り組んでいくことが肝要であります。 このため、現在策定中の新しい行財政改革大綱に基づき、歳出のスリム化、歳入の確保を進める中で、財源不足の解消と新しい財源捻出に取り組み、「富国有徳の理想郷“ふじのくに”づくり」に向け、最大限の努力を傾注してまいります。
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