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更新日:令和3年12月6日
令和3年12月県議会定例会知事提案説明要旨【5.生活空間倍増に向けた取組】
次に、生活空間倍増に向けた取組についてであります。 コロナ禍において、ライフスタイルの多様化が進む中、自然から離れた都会での生活では味わえない、生活と自然が調和する暮らし空間の創出、言い換えるのなら、多くの自然のある地域を居住空間に変えることが求められています。 本県は、首都圏に比べ、豊かな自然環境の中で、広い暮らし空間を持つことができます。加えて、経済的に負担が少ない暮らしを実現することが可能です。 生活する空間、すなわち家が広くなれば、個人消費の多くは家で行われるので、おのずから、消費の拡大につながります。例えば、家を増築すれば、家具、電化製品、食料、衣類などを買い足すでしょう。三世代での同居も可能となり、家族や訪問者が増えれば、その人たちのための消費財を購入します。また、庭があれば、四季折々の変化を楽しむため、花や木を植えるでしょう 家が大きく広くなることは、GDPの5割以上を占める個人消費を拡大し、生産者、サービス事業者を支えることにもなります。今後、広い暮らし空間の創出や大都市圏から本県への移住・定住を一層促進することで、生活空間を倍増し、消費の拡大につなげ、生産と消費の新しい好循環を生み出してまいります。
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