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ホーム > ようこそ知事室へ > 県議会開会日の提案説明【ようこそ知事室へ】 > 令和3年12月県議会定例会知事提案説明要旨 > 令和3年12月県議会定例会知事提案説明要旨9

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更新日:令和3年12月6日

県議会開会日の提案説明

令和3年12月県議会定例会知事提案説明要旨

【9.リニア中央新幹線建設に伴う大井川水系の水資源及び南アルプスの自然環境の保全】

 

次に、リニア中央新幹線建設に伴う大井川水系の水資源及び南アルプスの自然環境の保全についてであります。

9月26日に、第12回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議が開催され、「大井川水資源問題に関する中間報告(案)」の集中的な議論が行われ、次回会議で取りまとめる方向性が示されました。

示された中間報告(案)には、本県が求める「全量戻し」について、具体的な方策は示されておらず、「JR東海から、先進抗貫通後に県外流出量と同量の山梨県内のトンネル湧水を大井川に戻す方法も提示された」と記述されているのみであります。

JR東海が提示した、事後的に何十年もかけて大井川へ戻す方法は、「全量戻し」の方策としては全く評価できるものではありません。

一方、10月22日、県生物多様性部会専門部会で、7か月ぶりにJR東海との対話が行われました。しかし、JR東海の説明は、沢の流量減少に伴う影響の回避策等が不十分であり、ユネスコエコパークに登録され、世界に誇る南アルプスに決して悪影響を与えてはならないとする県の考えと、大きな乖離があります。

JR東海が約束した「トンネル湧水の全量戻し」の方策と「南アルプスの自然環境と生態系」への悪影響の回避策が示されない状況のままでは、流域の住民をはじめとする県民の皆様の理解は、到底得られるものではありません。

引き続き、大井川の「命の水」と「南アルプスの自然環境」がリニア中央新幹線トンネル工事で損なわれることのないよう、全力で取り組んでまいります。

 


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