泉州小富士山[小富士山]

エリア

近畿エリア

名称

泉州小富士山［小富士山］

読み

せんしゅうこふじさん［こふじさん］

標高

259m

地域

大阪府泉佐野市

石段、岩場、尾根道などが組み合わさった登山ルートが魅力

泉佐野市は、西日本の空の玄関口である関西国際空港やりんくうタウンと、平成8年に金剛生駒紀泉国定公園に編入された和泉山脈を擁する、都会の便利さと豊かな自然の両方を兼ね備えた街である。小富士山は、市の中心部から南西にそびえる標高259mの山であり、裾広がりの美しい円錐形の山容を有する姿から、「富士」の名を冠するようになったと言われている。水呑地蔵尊からの登山ルートは、いくつもの石仏を見ることができ、ルート自体も石段、山道、急な尾根道、岩場、シダが茂る藪道など、バリエーションに豊かで、楽しみながら登山することができる。標高259mの低山ながらも、山頂付近からは関西国際空港だけでなく、六甲山や明石海峡大橋、淡路島など大阪湾沿岸まで見渡せるため、南麓の稲倉池とともに、都会に近く、自然豊かな地域として多くの人に親しまれている。