令和6年第4週(令和6年1月22日〜1月28日)(2月2日公表)

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ページID1060432  更新日 2024年2月2日

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新型コロナウイルス感染症について

令和5年5月8日から、新型コロナウイルス感染症は感染症法上の位置付けが「5類感染症」となりました。
このため、感染状況の把握は、全数を毎日把握する方式ではなく、国が定める基準に従って指定された医療機関(定点医療機関)での患者数を1週間分まとめて把握する方式に変更されています。(季節性インフルエンザと同様の把握方法)

静岡県全体 第8波以降の1週間感染者数の推移

静岡県全体 第8波以降の1週間感染者数の推移

地域別、保健所別の新型コロナウイルス感染症の感染者数の推移はこちらの資料をご覧ください。
なお、こちらの資料にはインフルエンザについても一部記載しています。

令和6年第4週(令和6年1月22日〜1月28日)の感染状況について

・県全体の定点医療機関当たり患者数は19.14人/週で、前週(15.31人/週)に比べて増加しており、感染拡大警報レベルとなりました。
・この1週間の定点医療機関から報告された患者数は2,660人で、前週(2,128人)に比べて1.25倍です。
・この1週間の全感染者数は、約17,000人(1日平均約2,400人)と推計されます。
・東・中・西の地域別では、県東部、県中部地域が感染拡大警報レベル、県西部地域が感染拡大注意報レベルとなっています。保健所管内別では、東部、御殿場、富士、静岡市、中部保健所管内が感染拡大警報レベル、賀茂、熱海、西部、浜松市保健所管内が感染拡大注意報レベルとなっています。

1 定点医療機関当たり患者数(単位:人/週)

定点医療機関当たり患者数

全国及び隣接する神奈川県、愛知県も表示します。

2 定点医療機関当たり患者数【保健所別】<令和6年第4週>

定点医療機関当たり患者数【保健所別】

保健所ごとに定点医療機関1か所当たりの人口や年齢構成などが異なるため、保健所間で数値の単純比較はできません。

※県独自の注意報レベル:令和4年10月以降の第8波の新規感染者数の推移から、1週間当たりの新規感染者数が人口10万人当たり200人以上となった水準を、暫定的に県独自の注意報レベルとして設定しています。(例えば、賀茂保健所の定点医療機関当たり患者数は13以上で注意報レベルということになります)
※県独自の警報レベル:1週間当たりの新規感染者数が人口10万人当たり400人以上となった水準を、暫定的に県独自の警報レベルとして設定しています。

3 定点医療機関当たり患者数【保健所別】<5週間の推移>

 定点医療機関当たり患者数【保健所別】<5週間の推移>

4 感染拡大注意報・警報

注意報レベル:感染者が急増するおそれがある状況
警報レベル:感染者の増加が続き、医療のひっ迫のおそれがある状況

(1)県全体の状況

県全体

(2)地域・保健所別の状況

地域別の状況

(3)保健所別の状況

保健所別の状況

県民の皆様へ

改めて、以下の点に御協力をお願いします。

  1. 体調に少しでも違和感(特にのど・鼻)があれば、マスクを着用
  2. 急に症状(咳・熱・のどの痛み)が出た時は、学校や仕事を休んで療養を
  3. 人が集まる所では、換気と咳エチケットを忘れずに
  4. 咳・熱・のどの痛みなどの症状が軽く持病のない若い方は、休日夜間の救急外来受診は控えて平日昼間に受診するか、市販薬で自宅療養を
  5. 医療機関や高齢者施設の受診や訪問時は、できるだけマスクを着用
  6. 高齢者や持病のある方は、ワクチン接種の検討を

なお、近くに人がいないときや屋外では、マスクは不要です。
また、インフルエンザや感染性胃腸炎など他の感染症も流行中です。
帰宅時、食事前、トイレの後など、こまめな手洗いもお願いします。

事業者・学校の皆様へ

症状が軽く持病もないため市販薬等で対応可能な方が、事業者等から検査結果や診断書を求められたとの理由で医療機関を受診することが外来医療のひっ迫の一因となっています。外来医療のひっ迫を避けるため、感染まん延時は手続き上必要な場合などを除いて、検査や診断書取得を目的とした受診を従事者等に求めないようお願いします。

5 感染者全数の推計値

感染者全数の推計値

※1 定点割合
 令和4年10月3日から令和5年5月7日までに定点医療機関から報告のあった患者数を、この期間の全感染者数で割った値。
 例えば県全体では、この期間の定点医療機関からの報告数は、全感染者数の15.8%(0.158)でした。
※2 推計値の算出方法
 感染者全数の推計値は、定点医療機関の患者数を定点割合で除して算出しており(A÷B)、県全体の感染者数の全数は、2,660÷0.158=16,835人と推計されます。
 各地域ごとに異なる定点割合で推計値を算出しているため、県東部地域、県中部地域、県西部地域の推計値の総和は必ずしも県全体の推計値と同じ値にはなりません。
 なお、人口が少ない地域は定点医療機関が少なく、算出される推計値は統計的に信頼性が低くなるため、各保健所ごとの推計値は示していません。

6 定点医療機関の年齢階級別患者数

定点医療機関の年齢階級別患者数

定点医療機関の年齢階級別患者数円グラフ

70歳以上の割合は12%です。

定点医療機関の年齢階級別患者数

70歳以上の人数は、今週は323人、前週は374人です。

7 令和5年9月20日以降(令和5年秋開始接種) 3〜7回目接種の実績

令和5年9月20日以降(令和5年秋開始接種) 3〜7回目接種の実績

令和5年秋開始接種の概要


以下の変異株に関する項目は、令和5年12月25日(月曜)分から、1か月ごとに集計しています。
(本日は、令和5年12月25日(月曜)~令和6年1月28日(日曜)分の集計)

8-1 変異株ゲノム解析結果について(政令市除く)

12月中旬~1月上旬に発症した方について、国立遺伝学研究所(三島市)において実施したゲノム解析の結果は、以下のとおりです。(県所管分)
(結果判明日:1月14日(日曜)及び1月23日(火曜))

変異株の件数

8-2 本県の変異株の判明状況(1月28日時点)

本県の変異株の判明状況

※県:国立遺伝学研究所および国立感染症研究所でゲノム解析を実施
 静岡市:国立感染症研究所でゲノム解析を実施
 浜松市:浜松市保健環境研究所でゲノム解析を実施

8-3 本県の変異株(オミクロン株)の判明状況(1月28日時点)

本県の変異株(オミクロン株)の判明状況

8-4 ゲノム解析結果の系統別判明数(政令市含む)(12月25日~1月28日判明分)

ゲノム解析結果の系統別判明数

※国立感染症研究所「感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株について(第22報)」及び「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株 BA.2.86系統について 第2報」において、「ウイルス学的、疫学的、臨床的知見、国内外での発生状況の監視を継続する必要がある」とされている系統を掲載しています。

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部医療局感染症対策課
〒411-0801 静岡県三島市谷田2276
電話番号:055-928-7220
ファクス番号:055-928-7100
kansentaisaku@pref.shizuoka.lg.jp