メタボリックシンドロームの危険性

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ページID1024575  更新日 2023年1月24日

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最近の研究で、内臓脂肪が動脈硬化と深く関係している事がわかってきました。
内臓脂肪が過剰にたまると、生理活性物質という体内で様々な機能を調整する物質の分泌に異常が生じて、直接的に動脈硬化を進めます。

日本の企業労働者12万人を対象とした調査では、軽症であっても高血圧や高脂血症などの危険因子を2つ持つ人はまったく
持たない人に比べ、心臓病の発症リスクが10倍近くに、3~4つ併せ持つ人ではなんと31倍にもなることがわかりました。このように、たとえ異常の程度は軽くても複数の危険因子が重複しているケースでは、動脈硬化が起きやすいのです。

現在、日本人の死亡原因の3割は、動脈硬化によって起こる「心臓病」と「脳卒中」です。これらの病気は、死亡は免れても、重い後遺障害が残るケースが少なくありません。

グラフ:危険因子の保有数と発症リスク


  • 縦軸:危険因子の保有数
  • 横軸:発症リスク

危険因子:高BMI、高血圧、高血糖、高コレステロール血症

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