令和3年6月定例会意見書・決議(令和3年7月19日可決)

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1031024  更新日 2023年10月13日

印刷大きな文字で印刷

梅雨前線に伴う大雨による災害対策に関する意見書

令和3年7月19日

提出先

  • 衆議院議長
  • 参議院議長
  • 内閣総理大臣
  • 財務大臣
  • 総務大臣
  • 農林水産大臣
  • 国土交通大臣
  • 環境大臣
  • 内閣府特命担当大臣(防災)

本文

 梅雨前線の影響により令和3年7月1日から降り続いた雨は、本県各地で記録的な雨量となり、7月3日に、熱海市で大規模な土石流災害を引き起こしたほか、沼津市では住宅の流失や黄瀬川大橋の損傷、さらには県東部の広範囲な浸水被害を発生させた。
 特に、熱海市伊豆山地区での大規模な土石流による濁流は、多くの住宅等を一瞬にしてのみ込み、多数の死傷者が出るなど、甚大な被害をもたらした。
 コロナ禍により県民が様々な負担を強いられる中、また、今後も予想される降雨、襲来する台風を踏まえると、被災者が1日も早く安全・安心な生活を取り戻すために、被災者の当面の安全確保や心理的ケア、生活及び交通インフラの早期復旧など万全の措置を講じていくことが必要である。
 また、本災害を契機として、災害発生の原因等を解明し、豪雨災害防止対策の見直しを行い、県内全域における同様な災害の発生防止対策を早急に実施することも必要である。
 現在、これらの課題解決のために、本県と関係自治体等が連携し全力を挙げているところであるが、新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、取組を早急に進捗させるには国による強力な支援が必要不可欠である。
 よって国におかれては、速やかな被災者の救援や被災地の復旧、災害の発生防止に向けた万全の支援措置を講じられるよう、強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

このページの先頭へ戻る

梅雨前線に伴う大雨による災害対策に関する決議

令和3年7月19日

本文

 梅雨前線の影響により令和3年7月1日から降り続いた雨は、本県各地で記録的な雨量となり、7月3日に、熱海市で大規模な土石流災害を引き起こしたほか、沼津市では住宅の流失や黄瀬川大橋の損傷、さらには県東部の広範囲な浸水被害を発生させた。
 特に、熱海市伊豆山地区での大規模な土石流による濁流は、多くの住宅等を一瞬にしてのみ込み、多数の死傷者が出るなど、甚大な被害をもたらした。
 コロナ禍により県民が様々な負担を強いられる中、また、今後も予想される降雨、襲来する台風を踏まえると、被災者が1日も早く安全・安心な生活を取り戻すために、被災者の当面の安全確保や心理的ケア、生活及び交通インフラの早期復旧など万全の措置を講じていくことが必要である。
 また、本災害を契機として、災害発生の原因等を解明し、豪雨災害防止対策を見直すことで、本県全域における同様な災害の発生防止を図ることも必要である。
 よって本県議会は、県民に寄り添い、また県当局と一体となって被災者の救援や被災地の復旧復興、災害の発生防止に全力を挙げて取り組んでいく。
 以上、決議する。

このページの先頭へ戻る

このページに関するお問い合わせ

静岡県議会政策調査課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2559
ファクス番号:054-221-3572
gikai_chousa@pref.shizuoka.lg.jp