令和2年度日本語指導者養成講座(磐田市・菊川市合同開催)

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ページID1015571  更新日 2023年1月13日

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第1回 初期日本語教室の考え方 対話活動と教材理解

9月4日(金曜日)菊川市町部地区センター 受講者23名

講師

  • 東海日本語ネットワーク 副代表 米勢治子氏
  • 静岡県多文化共生課 班長 和田路也氏

県の方針と施策の説明の後、地域日本語教室の特徴、あり方、なぜ「対話」と「協働」なのかについて学び、初期日本語教室の基本となる考え方と方法(=対話活動)について、行政担当者、地域日本語教育コーディネーター、日本語指導者、学習支援者(ボランティア)間で共通の認識を得ることができました。

写真:第1回講座の様子

第2回 日本語能力判定のテスター養成講座

9月11日(金曜日)菊川市町部地区センター 受講者27名

講師

  • 愛知県あいち地域日本語教育推進センター 総括コーディネーター 千葉月香 氏
  • 東海日本語ネットワーク副代表 米勢治子 氏

学習者の日本語レベルを測るため、とよた日本語学習支援システム「とよた日本語能力判定」の理念と手法を学びました。受講者がペアになり、自然なやりとりを意識しながら相手の発話や聞き取りの能力をチェックするインタビュータスクをやってみました。判定テストは、初期日本語教室の初回に対象者判定を行うだけでなく、教室の途中や最終回にも実施して、学習者のやる気につなげたり、日本語教室の運営や活動の見直しに活かしたりします。

写真:第2回講座の様子

第3回 学びを促進するファシリテーション講座

9月17日(木曜日)磐田市役所 受講者15名

講師

鈴木まり子ファシリテーター事務所 鈴木まり子 氏

対話活動におけるファシリテーションについて、ファシリテーションの基本的はスキルと共に、一人ひとりを大切にし、多様性を尊重する考え方や、教室の主役は学習者であり、「指導する、教える」ではなく「引き出す、待つ、耳を傾ける」といった姿勢について、実践を通じて学びました。

写真:第3回講座の様子

第4回 活動計画を立てる

9月24日(木曜日)磐田市役所 受講者18名

講師

地域日本語教育総括コーディネーター 鈴木ゆみ

教室の開設に向け、磐田市チームと菊川市チームに分かれて、各市に配置された地域日本語教育コーディネーターを中心に、全体カリキュラムを考えたり、活動進行表を基に教室活動の流れを確認したりしました。

写真:第4回講座の様子1

写真:第4回講座の様子2

第5回 初期日本語教室での実践のふりかえり

11月26日(木曜日)袋井市教育会館 受講者16名

講師

地域日本語教育総括コーディネーター 鈴木ゆみ

10月25日から磐田市、11月1日から菊川市でモデル初期日本語教室がスタート。教室を4回実施したところで、教室活動のふりかえりをしました。各市の実践報告を行い、互いに改善のヒントを得ることができました。また、教室における自分の役割を再確認し、役割を果たすために心掛けたいことや取り組みたいアイデア・工夫を考えました。

第6回 オンラインでの対話活動

12月10日(木曜日)ワークピア磐田 受講者13名

講師

地域日本語教育総括コーディネーター 鈴木ゆみ

Zoomを使ったオンラインでの対話活動を学びました。Zoomの基本的な操作を実際にやってみた後、オンラインの特徴と必要性について意見交換をしました。更に、磐田市で実践している、オンラインと対面を同時進行するハイブリッド型の日本語教室の取り組みを紹介し、オンラインでの対話活動の工夫やお役立ち情報を学び、今後の可能性を広げました。

第7回 まとめ

12月17日(木曜日)袋井市教育会館 受講者15名

講師

地域日本語教育総括コーディネーター 鈴木ゆみ

これまでの講座を復習した後、各市チームごとに運営中の初期日本語教室をふりかえり、次年度へ向けて、課題解決のアイデアを出し合いました。受講者からは、「とにかく笑顔で、教える・教えてもらう関係ではなく、友人の関係で、学習者さんに合わせた引っ張り出す方法を心掛けたいと再認識しました。」「改めて全7回をふりかえることで、自分自身の成長、教室が出来上がっていく過程を感じることができました。」などの感想がありました。

このページに関するお問い合わせ

知事直轄組織地域外交局多文化共生課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2178
ファクス番号:054-221-2542
tabunka@pref.shizuoka.lg.jp