よくある質問 よくある質問
質問Q3 国家的プロジェクトであり、一つの県の反対だけで止めるべきではないのではないですか。
回答
静岡県は、リニア中央新幹線整備に反対して止めているわけではありません。リニア中央新幹線整備と大井川の水資源・南アルプスの自然環境の保全との両立を求めています。
大井川の水資源は流域住民の生活・産業を支えているかけがえの無い「命の水」であり、南アルプスの自然環境は、ユネスコエコパークに指定された後世に残すべき貴重な財産です。
国が整備計画を決定し、建設を指示した事業であるからこそ、大井川の水資源と南アルプスの特殊性に十分に配慮した環境影響評価が必要です。
環境影響評価書の段階ではJR東海の環境影響評価は不十分であったため、現在、環境影響評価法の手続きに接続する形で定めている静岡県環境影響評価条例に基づき、JR東海と対話を進めています。
環境大臣は、平成26年6月に、「当該地域の自然環境を保全することは我が国の環境行政の使命でもある。本事業の実施に伴う環境影響は枚挙に遑が無い。環境保全について十全の取組を行うことが、本事業の前提である。」と意見しています。
国土交通大臣も、平成26年7月に、「多岐に渡る影響が懸念されており、本事業の実施に当たっては、環境保全に十分な配慮が必要である。地元の理解と協力を得ることが不可欠である。」と意見しています。
このページに関するお問い合わせ
くらし環境部環境局
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2421
ファクス番号:054-221-2940
chuoshinkansen@pref.shizuoka.lg.jp