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質問Q16 県は、なぜ県境を越える高速長尺先進ボーリング調査を認めたのですか。
回答
県は、ボーリング調査そのものは、工事を進める上で必要であると考えています。
令和6年5月13日に開催した第16回地質構造・水資源専門部会において、JR東海から、山梨県内から県境に向けた高速長尺先進ボーリング計画の詳細が示され、JR東海が示した湧水管理やモニタリングが確実に行われることを前提に、一定のリスク管理がなされるものと、技術的に確認されました。
加えて、岐阜県内で発生した地下水位低下の事象を踏まえ、JR東海から追加の対策も示され、専門部会でリスク管理がより一層強化されると技術的に確認されました。
また、大井川利水関係協議会も、県境を越えてボーリングを進めることについて了解をしています。
これを受け、県としても、リスク管理を確実に実施すること、不測の事態が発生した場合は速やかに報告することなど、JR東海に真摯な対応を求めた上で、ボーリング調査を認めました。
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