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ページID1059739  更新日 2024年1月22日

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 維持管理課長の春田です。
 下田土木事務所では賀茂地域1市5町の県所管の道路、河川、港湾、漁港等の管理を行っています。その施設の一つである南伊豆町の手石港区域内には写真1のような洞窟があります。

 これは太平洋戦争末期に日本軍が特攻兵器として開発した「震洋」の格納庫跡です。震洋は一人乗りのモーターボートに爆薬を積み敵艦に体当たりするという特攻兵器で、その基地は伊豆半島だけでなく日本全国の沿岸部に作られました。当事務所管内には西伊豆町田子漁港付近にも同様の洞窟がいくつも残されています。(写真2、3)また、下田市田牛の太平洋を一望できる高台には写真4の石碑が建てられています。これは、昭和20年7月21日に伊豆半島沖で撃沈された輸送船自在丸の慰霊碑です。

 美しい伊豆半島が約80年前は戦争の最前線であったことを思い知り、改めて平和の尊さを感じます。
 

 

手石港にある「震洋」格納庫跡

手石港にある「震洋」格納庫跡
写真 1

田子漁港にある「震洋」格納庫跡

田子漁港にある「震洋」格納庫跡
写真 2
田子漁港にある「震洋」格納庫跡
写真 3

自在丸慰霊碑

自在丸慰霊碑
写真 4

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〒415-0016 下田市中531番地の1
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ファクス番号:0558-24-2123
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