志太榛原の鳥獣害対策(7)野生鳥獣を知る(中型動物編)

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ページID1034129  更新日 2023年1月11日

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いろいろな中型動物、対策は共通

鳥獣被害を起こす中型動物は複数の種類がいます。被害が多いのはハクビシン。タヌキ、アナグマもよく知られています。最近になってアライグマによる被害が志太榛原でも現れてきました。複数の種類が一つの畑をエサ場にしている場合も多いようです。種類によって行動特性が異なりますが、基本となる対策は同じです。

集落に住むハクビシン

ハクビシンは人里の中に2~3ヵ所のねぐらを持って繰り返し畑に加害します。空き家、お寺や神社、公会堂、使われなくなった農作業小屋などは恰好のねぐら。柔らかい肉球を使って登る、渡る、ぶら下がる等の曲芸が得意で、針金1本でも伝って畑に侵入できます。

ハクビシンの写真
ハクビシン
アライグマの写真
アライグマ

繁殖力が強い特定外来生物、アライグマ

24年度まで、志太榛原地域ではアライグマによる経済的被害は表面化していませんでした。しかし繁殖力が非常に強いため、いったん被害を及ぼし始めると急速に拡大することが予想されます。アニメの影響で可愛らしいイメージがありますが、凶暴です。

果実・やさい等、何でも食べる雑食性。するどいツメを使って木や柵に登るのも得意です。農作業小屋などを隠れ家にします。木の柱にツメ跡が残っていることがあります。

中型動物に焦点を当てた「総合的対策」

イ.生息環境管理…

収穫後に畑に残った野菜、出荷できない廃棄果実等が中型動物をおびき寄せます。埋める、コンポスト容器に入れるなどしましょう。埋めるのが困難な場合は捨てる場所を囲いの中に作り、絶対に食べさせないようにしましょう。使用しない農作業小屋は持ち主に協力をお願いして、できるだけ撤去しましょう。人けの少ない建物の天井にシミが出来ている場合、中型動物のフンによるものも多く、放置すると重みで天井が抜けるので注意しましょう。

ロ.被害防除…

目の粗い金網は通り抜けます。囲いにはネットを使いましょう。しかしネット柵は容易に登れます。また電線のみの電気柵では高さを5cm程度にしないと電線の下をくぐります。ネットと電気柵を組み合わせた「白落くん」「楽落くん」等が有効です。見知った電気柵では電線に触れずに侵入するようになるので、設置後は必ず24時間通電しましょう。囲いの近くの樹木やひも状のものを伝って侵入するので注意しましょう。

ハ.個体数管理…

繁殖力が強い中型動物は、食べ物にありつける状態ではあっという間に増殖して捕獲が追いつきません。最大の個体数管理は「エサを食わせない」。上記イ、ロを徹底しましょう。

中型動物では、現場の条件に合わせて効果のある柵をきちんと設置することが重要です。「こんなところから入れるはずが無い」と思い込みや決め付けをせず、野生鳥獣の行動を研究し、ひとつひとつ対策を打つという姿勢で闘っていきましょう。対策に悩んだら市町、JA、農林事務所の「鳥獣対策アドバイザー」にご相談ください。

このページに関するお問い合わせ

志太榛原農林事務所 総務課
〒426-0075 藤枝市瀬戸新屋362-1
電話番号:054-644-9206
ファクス番号:054-644-9209
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