しずおか文化財ナビ 大鐘家住宅(静岡県牧之原市片浜) 主屋・長屋門

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ページID1021615  更新日 2023年11月3日

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写真:大鐘家住宅(静岡県牧之原市片浜) 主屋・長屋門

よみ
おおがねけじゅうたく(しずおかけんまきのはらしかたはま) しゅおく・ながやもん
指定区分、指定種別
国指定/有形文化財 ・ 建造物
指定日
1973年6月2日
員数
2棟
所在地
静岡県牧之原市片浜1032
一般公開有無
駐車場の有無
公開情報
随時 午前9時-午後5時

文化財の説明

建立当初の主屋は、寄棟造、扠首組、茅葺であったものを、明治26年に現在のような切妻造、和小屋組、桟瓦葺の形態に変えたものである。主屋は18世紀初頭の建立と推定され、古い四間取り型の平面形式を見せる。すなわち、田の字を構成する四室が必ずしも均等でなく部屋の大きさが異なり、さらに「だいどこ」が「どま」へ1間張り出していることや、上下のかまどをもうけ下のかまども古い形態を示していることなども、古四間取り型民家の特徴を良く残している。「どま」「だいどこ」の梁組は、曲がりくねった太い松材が巧みに組み合わされ、見事である。寄棟造、茅葺の長屋門は、主屋よりやや遅れた安永10年(1781)の建立であることが、解体修理の結果判明している。(出典:「静岡県文化財ガイドブック 建造物編」)

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