しずおか文化財ナビ 大鐘家住宅(静岡県牧之原市片浜) 主屋・長屋門
- よみ
- おおがねけじゅうたく(しずおかけんまきのはらしかたはま) しゅおく・ながやもん
- 指定区分、指定種別
- 国指定/有形文化財 ・ 建造物
- 指定日
- 1973年6月2日
- 員数
- 2棟
- 所在地
- 静岡県牧之原市片浜1032
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 有
- 公開情報
- 随時 午前9時-午後5時
文化財の説明
建立当初の主屋は、寄棟造、扠首組、茅葺であったものを、明治26年に現在のような切妻造、和小屋組、桟瓦葺の形態に変えたものである。主屋は18世紀初頭の建立と推定され、古い四間取り型の平面形式を見せる。すなわち、田の字を構成する四室が必ずしも均等でなく部屋の大きさが異なり、さらに「だいどこ」が「どま」へ1間張り出していることや、上下のかまどをもうけ下のかまども古い形態を示していることなども、古四間取り型民家の特徴を良く残している。「どま」「だいどこ」の梁組は、曲がりくねった太い松材が巧みに組み合わされ、見事である。寄棟造、茅葺の長屋門は、主屋よりやや遅れた安永10年(1781)の建立であることが、解体修理の結果判明している。(出典:「静岡県文化財ガイドブック 建造物編」)
地図情報
このページに関するお問い合わせ
スポーツ・文化観光部文化局文化財課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3183
ファクス番号:054-250-2784
bunkazai@pref.shizuoka.lg.jp