所内研修（全国食肉衛生検査所協議会東海北陸ブロック研修会における発表演題の聴講）

当検査所は、全国の食肉衛生検査所から組織される全国食肉衛生検査所協議会（全食協）の東海北陸ブロックに所属しています。
新型コロナウイルス感染症のまん延により、関係会議や研修会等が書面開催になっており、令和3年度の本ブロック研修会も書面開催となりました。
こうした状況下でなければ、各検査所が行った調査研究を研修会会場において、直接聴講することができ、さらに質問することもできますが、
反面、そうしたことが可能なのは出席した発表者等数名であり、ほとんどの職員は抄録を読むことによってのみ、その研究内容を知ります。

今回、本ブロック研修会が書面開催になったことに伴い、
全発表演題についての音声付きパワーポイント入り記録媒体が研修会事務局から送付され、各検査所の代表者が審査する形になりました。
そこで、直接発表者から聴くことができず、記録媒体を通じての審査であることを逆手に取り、
本審査終了後、当該記録媒体を使用し、当検査所職員には本来の会場での研修会と同様に聴講することにより
と畜検査、食鳥検査、各事業所の衛生管理指導等に関する知識の研鑽を図りました。さらに聴講した職員は、実際の審査要領に基づいて審査も行いました。

写真は、今回の所内研修の様子です。
当検査所からも「リンパ球を用いた免疫染色による牛伝染性リンパ腫診断の有用性の検討」という演題を提出していました。