令和4年度静岡県薬物乱用対策推進方針の策定

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ページID1025398  更新日 2023年10月1日

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1趣旨

県内における最近の薬物乱用の状況は、依然として高い水準で推移しています。近年は、次代を担う若者を中心に大麻事犯の検挙者数が急激に増加し、令和3年は180人と過去最多を更新するなど、「大麻乱用期」とも言える極めて憂慮すべき状況にあります。

このような状況を踏まえ、副知事を本部長とする静岡県薬物乱用対策推進本部*では、関係機関が連携し、本県の薬物乱用防止対策を総合的に推進するため、令和4年5月27日付け「令和4年度静岡県薬物乱用対策推進方針」を策定しました。

※薬物乱用対策を総合的かつ効果的に推進するため、平成10年に組織した。副知事を本部長とし、知事部局、教育委員会及び警察本部の関係部長並びに厚生労働省東海北陸厚生局麻薬取締部長で構成する。

2推進方針

「広報及び啓発活動の推進」、「取締り及び監視指導の徹底」及び「薬物問題を抱える人への支援を徹底」を3つの柱に掲げ、その柱の下、9つの取組方向と61の具体的な取組を設定しています。

(1)構成

方針の柱1「広報及び啓発活動の推進」

  1. 学校における薬物乱用防止教育及び啓発活動の推進→11の具体的な取組
  2. 地域社会における薬物乱用防止啓発活動の推進→15の具体的な取組
  3. 大麻乱用防止のための広報及び啓発活動の推進→9の具体的な取組

方針の柱2「取締り及び監視指導の徹底」

  1. 薬物事犯の取締りの徹底→5の具体的な取組
  2. 危険ドラッグ対策の徹底→3の具体的な取組
  3. 麻薬等取扱施設への監視指導の徹底→1の具体的な取組

方針の柱3「薬物問題を抱える人への支援の徹底」

  1. 薬物依存者及びその家族への支援の充実→13の具体的な取組
  2. 相談体制の充実強化→3の具体的な取組
  3. 適切な医療保護対策の実施→1の具体的な取組

(2)令和4年度の新たな取組

  • 「犯罪不安ゼロ運動」推進キャンペーン(10月)における市町と連携した、薬物乱用防止を含む防犯まちづくり推進のための啓発活動の実施(方針の柱1-(2))
  • 学生と協働した大麻の危険性・有害性を訴える大麻乱用防止啓発動画の制作、YouTubeやTVerのWEB動画広告を活用した県内の若者をターゲットにした個々の端末への啓発動画の直接発信(方針の柱1-(3))
  • 県高等学校体育連盟主催大会会場でのマルチビジョン等を活用した生徒等への大麻乱用防止啓発動画の発信(方針の柱1-(3))
  • 関係団体と連携した一人暮らしを始める若者を中心とする大麻を含む薬物乱用防止リーフレットの配布(方針の柱1-(3))
  • 再犯防止啓発月間(7月)における薬物乱用等の犯罪を犯した者などの再犯防止について、県民の理解や協力を得るための広報啓発活動の実施(方針の柱3-(1))
  • 静岡県再犯防止推進協議会や、再犯防止のためのあり方等についてのセミナーなどを通じ、関係者の情報交換・情報共有による再犯防止に向けての連携強化(方針の柱3-(1))

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部生活衛生局薬事課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2413
ファクス番号:054-221-2199
yakuji@pref.shizuoka.lg.jp