令和5年度静岡県薬物乱用対策推進方針の策定

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ページID1054378  更新日 2023年6月1日

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1趣旨

県内における薬物情勢は、覚醒剤等の薬物事犯の検挙者数は減少傾向を示しているものの、依然として高い水準で推移しています。令和4年は、覚醒剤事犯、大麻事犯とも検挙者数が減少しましたが、はじめて大麻事犯の検挙者数が覚醒剤事犯の検挙者数を上回り、加えて、その多くが10代20代の青少年が占める、極めて深刻な状況にあります。

このような状況を踏まえ、副知事を本部長とする静岡県薬物乱用対策推進本部では、関係機関が連携し、本県の薬物乱用防止対策を総合的に推進するため、令和5年5月26日付け「令和5年度静岡県薬物乱用対策推進方針」を策定しました。

※薬物乱用対策を総合的かつ効果的に推進するため、平成10年に組織した。副知事を本部長とし、知事部局、教育委員会及び警察本部の関係部長並びに厚生労働省東海北陸厚生局麻薬取締部長で構成する。

2推進方針

「広報及び啓発活動の推進」、「取締り及び監視指導の徹底」及び「薬物問題を抱える人への支援の徹底」を3つの柱に掲げ、その柱の下、9つの取組方向と61の具体的な取組を設定しています。

(1)構成

方針の柱1「広報及び啓発活動の推進」

  1. 学校における薬物乱用防止教育及び啓発活動の推進→12の具体的な取り組み
  2. 地域社会における薬物乱用防止啓発活動の推進→15の具体的な取り組み
  3. 大麻乱用防止のための広報及び啓発活動の推進→8の具体的な取り組み

方針の柱2「取締り及び監視指導の徹底」

  1. 薬物事犯の取締りの徹底→5の具体的な取り組み
  2. 危険ドラッグ対策の徹底→3の具体的な取り組み
  3. 麻薬等取扱施設への監視指導の徹底→1の具体的な取り組み

方針の柱3「薬物問題を抱える人への支援の徹底」

  1. 薬物依存者及びその家族への支援の充実→13の具体的な取り組み
  2. 相談体制の充実強化→3の具体的な取り組み
  3. 適切な医療保護対策の実施→1の具体的な取り組み

(2)令和5年度の新たな取組

  • 高等学校・特別支援学校の保健主事を対象に、薬物の危険性、有害性や薬物乱用問題が身近な問題であることを再認識するための研修を実施し、薬物乱用防止に係る指導の充実を図る。(方針の柱1-(1))
  • 学生との協働により、若年層の心に訴える薬物乱用通報・相談窓口に係るポスターを制作し、大麻問題を抱える若年層等が相談できる窓口の周知を図る。(方針の柱3-(2))

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部生活衛生局薬事課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2411
ファクス番号:054-221-2199
yakuji@pref.shizuoka.lg.jp