静岡県東部地域局とは

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1035099  更新日 2024年4月4日

印刷大きな文字で印刷

地図:管内


複合的な要素を含む地域の政策課題を解決するため、県の西、中、東、賀茂地域に地域局が設置されています。各地域局は地域における県の中核機関として、市町や地域の各種団体等との連携を強化し、平時から復興まで見据えた安全・安心で魅力ある地域づくりを促進しています。

静岡県東部地域の概要

静岡県東部地域は、14の市町(熱海市、伊東市、三島市、伊豆市、伊豆の国市、函南町、沼津市、清水町、長泉町、裾野市、御殿場市、小山町、富士市、富士宮市)で構成されています。

この地域は、世界文化遺産である富士山や、ユネスコ世界ジオパークの伊豆半島、世界農業遺産の「わさび」など世界に誇る地域資源に恵まれています。また、伊豆半島の温泉や多彩な食文化は昔から文豪をはじめ多くの人を惹きつけ、我が国を代表する観光地でもあります。

首都圏から東名高速道路でおおむね1時間から1時間半程度と交通アクセスも良好であり、年間を通じて温暖な気候で晴天率も高く、恵まれた環境にある地域といえます。

このページの先頭へ戻る

東部地域局の業務紹介

危機管理課

  • 東部方面本部の組織及び運営に関すること
  • 防災訓練の企画及び実施に関すること
  • 危機管理事案に関する管内の防災・減災対策の推進強化
  • 災害応急対策に関する関係機関との連携調整
  • 防災教育、出前防災講座の推進

地域課

地域振興

  • 県総合計画の推進
  • ふじのくにフロンティアを拓く取組への推進
  • 地方創生の取組の推進に関すること
  • 移動知事室、知事広聴
  • 移住、定住促進
  • 富士山準高地トレーニング推進会議に関すること
  • サイクルツーリズムの推進
  • アニメを活用した地域振興
  • 管内市町、関係団体の情報収集、発信

地域防災

  • 市町の防災力強化支援
  • 市町地域防災計画の修正指導
  • 市町への緊急地震、津波対策当等交付金の交付
  • 自主防災組織の強化
  • 消防団協力事業所県税特例の認定
  • 災害時の帰宅困難者対策
  • 「わたしの避難計画」の普及支援

観光振興

  • 伊豆地域の観光情報の収集、発信
  • 伊豆地域の観光振興

このページの先頭へ戻る

上半期報告(令和5年4月から9月まで)

東部地域局の主な取組を半期ごとに紹介します。

学校防災教育

「ふじのくにジュニア防災士養成講座」をはじめ、防災講座の実施に取り組んでいます。東部地域局では、4月から9月までの半年間で、管内44校の小学校、中学校、高校、特別支援学校の生徒や教職員7,736名を対象に、52回の防災講座・防災演習を実施しました。防災クイズや「災害時判断ゲーム」など、楽しみながら防災について学べる講座を心がけています。

写真:学校防災教育

帰宅困難者対策

令和3年度から管内市町と連携し、帰宅困難者対策を進めています。東部地域には工業団地や大規模事業所が多数存在し、通勤に多くの方が自家用車を利用しています。そのため、大規模地震発生時に道路が崩れたり、緊急輸送路になるなどし、道路が通行できなくなると多くの帰宅困難者が発生する可能性があります。
大規模地震発生時の減災対策のために、企業等との意見交換やリーフレットを活用した「一斉帰宅の抑制」を普及啓発していますが、引き続き、企業等への啓発を行っていく予定です。

写真:帰宅困難者

市町職員向け風水害対処演習「風水害イメージTEN」

大雨や台風時にどのように対応したらいいかを考えるイメージトレーニングである、「風水害対応イメージTEN」を活用し、管内市町職員や地域防災指導員を対象とした研修や、住民や事業者等への出前講座で演習を実施しています。
今年度も、6月6日に市町職員研修を実施し22名の参加がありました。これにより、他市町職員との顔の見える関係が構築できたほか、台風2号直後の開催となったため、直近の実経験も踏まえた意見交換の場ともなる研修ができました。

写真:風水害TEN2

関東大震災100年を契機とした防災啓発

大正12年(1923年)9月1日に発生した関東大震災では、静岡県の東部地域でも津波や建物の倒壊等により甚大な被害を受けました。
関東大震災の発生から今年で100年を迎えることから、当局では当時の教訓から県民の皆様が防災意識を高めてもらえるように、8月1日~9月8日の期間に、当時の被災状況、災害実験、発災時の対応について当局SNS等を用いて情報発信や東部総合庁舎での企画展を行いました。

写真:関東大震災1

写真:関東大震災2

特定家畜伝染病防疫対策に係る要員説明会について

鳥インフルエンザや豚熱等の特定家畜伝染病に対し、発生直後に迅速かつ適切な防疫措置を実施するための防疫体制の構築に取り組んでいます。東部家畜保健所と連携し、現地防疫対策本部要員向けの研修を、7月6日(東部地区)と7月13日(富士地区)に行いました。

写真:特定家畜

市町災害対策本部運営訓練

7月20日に函南町で大規模地震を想定し、町長ほか町幹部職員が参加する函南町災害対策本部訓練を実施しました。
訓練では、県がコントローラー役を務め災害をイメージした情報を町に対し提示することにより、災害対策本部の円滑な運営や意思決定、広報活動等について検証を行いました。
訓練で出た問題点については、訓練後反省会を行い、町において改善を行うとともに、来年度に同様な訓練を実施し、再検証を行う予定です。

写真:市町災害対策本部運営訓練

水難事故防止統一キャンペーン

水難事故防止統一キャンペーン事業として、7月27日に伊東市オレンジビーチでビーチパトロールを実施しました。無理な遊泳による事故発生を未然に防止するため、静岡県と伊東市、伊東警察署、駿東伊豆消防本部、下田海上保安部の職員が海水浴客に啓発グッズを配布し、水難事故防止を呼びかけました。

写真:水難事故防止統一キャンペーン

東部地域の働く場の魅力発信

東部地域の子どもたちにとって、将来的に地域の企業での就業が選択肢の一つとなるよう、地域の企業を知ってもらうことを目的として、夏休み期間(7月22日~8月19日)に、東部地域の小学生(3年生以上)とその保護者を対象に、企業による職業体験と企業紹介を兼ねた「夏休み自由研究体験講座」を開催しました。48の企業による多彩な体験講座に約470人の小学生が参加しました。

写真:夏休み自由研究体験講座

東部地域の移住・定住の促進

東部地域への移住・定住を促進するため、令和4年度に引き続き、管内市町と連携した移住相談会「東部地域DAY」を開催しました。令和5年度は全6回開催とし、上半期は、三島市・裾野市、富士宮市・東部地域局、函南町・東部地域局、沼津市・清水町の4回開催をした。その他、9月には管内市町の移住担当者での意見交換会を開催しました。

東部地域で活躍するスポーツ選手による地域の魅力紹介「東部地域×(カケル)スポーツ」

チームブリヂストンサイクリング(三島市)の徳田選手に、お勧めのサイクリングコースを現地で紹介いただくとともに東部地域の魅力についてお話を聞かせていただきました。その様子を県民だより6月号に東部地域と自転車競技に関する記事として掲載しました。
また、沼津市とゆかりのある女子フェンシング日本代表の脇田選手と鈴木選手に、9月に沼津市で行われた全日本選手権への意気込みやフェンシングの魅力等についてお話を聞かせていただき、県民だより9月号に沼津市の取組とあわせて記事を掲載しました。同様に東レアローズ男子バレーボール部(三島市)の富松マネージャー、米山選手にも地域の魅力を紹介いただき、Webサイトに記事を公開しています。

 

情報発信力の強化「東部地域局通信」

東部地域の魅力や地域で活躍する団体・個人等の活動を紹介するため、「東部地域局通信」を毎月1回程度発行しています。今年度からは、テーマを設けた特集号も随時発行しています。発行後は、当局事業と関わりのある地域活動団体や事業所、管内市町等に送付し、地域の関係者とのコミュニケーションツールとしても活用しています。

知事が動く!東部移動知事室

7月18日、19日に沼津市・伊豆市において、「東部地域に息づく技術と文化」をテーマに東部移動知事室を実施しました。
移動知事室とは、知事の唱える「現場主義」の具現化のため、執務の拠点を一定期間にわたり出先機関(今回は東部地域局)に置くことにより、県内各地域における重点施策の推進、政策課題や県政への要望等を現地で確認し、対応を図ることを目的に実施するものです。
視察先は以下のとおりです。

 

写真:株式会社エイディーディー
株式会社エイディーディー(沼津市)
写真:F3BASE
F3BASE(沼津市)
写真:温水利用研究センター
温水利用研究センター沼津分場量産実証施設(沼津市)
写真:合資会社ベアードブルーイング
合資会社ベアードブルーイング(伊豆市)
写真:加藤学園暁秀中学校・高等学校
加藤学園暁秀中学校・高等学校(沼津市)
写真:沼川新放水路(仮称)
沼川新放水路(仮称)(沼津市)

知事広聴「平太さんと語ろう」(沼津市)

7月19日に沼津市立図書館で、知事広聴「平太さんと語ろう」が開催されました。東部地域局長の司会進行のもと、地域において様々な分野で活躍されている方々と、川勝知事が意見交換を行いました。

美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生県民会議 東部地域会議(三島市開催)/伊豆半島地域会議(伊東市開催)

9月13日に、美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生県民会議東部地域会議及び伊豆半島地域会議を開催しました。
この会議は、喫緊の課題になっている人口減少対策として策定した「美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生総合戦略」について、様々な分野の代表者から、御意見・御提言を頂戴し、今後の県施策に反映させていくことを目的として毎年開催しています。
今年度は、「地方創生の実現を目指して(人口の自然増の可能性も探りながら)」をテーマに据えて、人口減少の「緩和策」と、人口が減少する中でも快適な暮らしを維持する「適応策」の2つの視点から意見交換を行いました。

写真:まちひとしごと会議
東部地域会議(三島市)
写真:伊豆半島地域会議
伊豆半島地域会議(伊東市)

伊豆・富士山地域の歴史・文化資源を活用した観光地域づくり

県では、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」「どうする家康」の放送を契機に、令和3年度から令和5年度までの3か年にわたり、「ぶし(武士)のくに静岡県」を基本コンセプトに歴史・文化資源を活用した誘客や周遊促進、消費喚起に取り組んでいます。

伊豆・富士山地域では、武家社会の成立から終焉までの資源に光を当て、「伊豆・富士山歴史絵巻ガイドマップ」をはじめとした広報物の製作やデジタルスタンプラリーの開催等を通じて、県民の皆様にこの地域に誇るべき歴史・文化資源があることを認識してもらうとともに、域外への情報発信を強化して当該地域への誘客・周遊促進に取り組んできました。

本年は、これまでの取組の集大成として、歴史・文化資源を活用した誘客・広域周遊促進の定着を図るため、観光関係者や学生等を対象としたワークショップやデジタルスタンプラリーを連携させながら実施していきます。

写真:ぶしのくにガイドマップ

観光関係者向けワークショップ

6~7月に、観光関係者を対象に伊豆・富士山地域の歴史・文化資源を活用した地域活性化の方法を考える4回連続のワークショップを開催しました。

御殿場市や三島市、伊豆の国市をはじめとした広範なエリアから集まった参加者22名が、セミナー及びグループワーク形式で、歴史・文化資源を活用した観光誘客の具体的な方法や、その地域経済への効果等について学びました。

伊豆・富士山地域を拠点に活動する参加者が一堂に会し議論を進めることで、参加者同士の交流が生まれ、各地域の資源の発掘や新たな活用方法の発見につながりました。

写真:ワークショップ

学生・企業等向けセミナー

7~9月に、学生や企業を対象に、伊豆・富士山地域の歴史・文化資源を活用した新たなビジネス創出の方法を考える5回連続のセミナーを開催しました。

学生や様々な業種で活躍する社会人19名が参加し、セミナー及びグループワーク形式で、歴史・文化資源を活用した商品開発の具体的なプランを考案し発表を行いました。

一部のプランについては、参加者同士で実際に商品化を検討しているものもあり、県内を舞台とした大河ドラマ放送終了後の地域での継続した歴史・文化資源を活用した取組として期待されます。

写真:セミナー

伊豆・富士山歴史絵巻Webスタンプラリー with大河ドラマ館

9月29日から11月30日の間、「伊豆・富士山歴史絵巻Webスタンプラリー with大河ドラマ館」を開催しました。
今回のスタンプラリーでは、伊豆・富士山地域(20市町)の歴史・文化・観光スポットのほか、「どうする家康 静岡 大河ドラマ館」、「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」、JAふじ伊豆ファーマーズマーケットなど、全68か所のチェックポイントを設置し、特典として、スタンプ5個取得から静岡県特産品が当たる抽選を設けました。
初日の9月29日には、道の駅伊豆ゲートウェイ函南でPRイベントを実施し、チラシやノベルティの配布のほか、施設内のラジオブースから公開生放送された『K-MIX LIFE! LIFE! LIFE!』に担当者が生出演し、スタンプラリーのPRを行いました。

スタンプラリーチラシ

ラジオ出演

ブース出展

このページの先頭へ戻る

下半期報告(令和5年10月から令和6年3月まで)

東部地域局の主な取組を半期ごとに紹介します。

県境を越えた防災連携会議

神奈川、山梨、静岡県境地域の危機管理担当出先機関の連携会議を10月13日にウェブ開催し、本県から東部地域局、神奈川県から県西地域県政総合センター、山梨県から山峡南地域県民センター及び富士・東部地域県民センターが参加しました。

会議では、帰宅困難者対策、地震・津波対策の戦略等について情報・意見交換し、災害に県境はなく連携が重要であり、今後も諸課題への対応を検討していくことを確認しました。

特定家畜伝染病防疫演習

鳥インフルエンザ・豚熱などの特定家畜伝染病が発生した場合、速やかに防疫処置が必要となります。10月19日、富士宮市内の農場で鳥インフルエンザが発生したという想定で防疫演習を行いました。令和4年には過去最大規模で全国的に感染が拡大したため、緊張感を持って対応に備えています。

特定家畜伝染病防疫演習

東部地域コミュニティFM放送局意見交換会

当局管内にはコミュニティFM放送局が8局あり、大規模災害時には住民等に対する迅速かつ適切な災害情報の発信が期待されています。
当局とコミュニティFM放送局は、令和2年度から毎年、災害時の対応について意見交換会を開催しており、11月13日の意見交換会では、昨年6月の豪雨災害での報道対応時の課題等について情報共有や意見交換を行いました。
今後も、防災分野に限らず、様々な分野で連携強化を図っていきます。

関東大震災100年のパネル展示(「ふじBousai2023」)

11月18日に、富士市防災イベント「ふじBousai2023」が開催され、当局もブース出展しました。
ブースでは、8月下旬から9月上旬に東部総合庁舎でも行ったパネル展「関東大震災100年」を行い、当時の被害状況や小学生が書いた作文、津波の石碑等の展示、また、静岡県防災アプリの周知を行いました。

ふじBousai2023

北伊豆地震の周知による防災啓発

昭和5年(1930年)11月26日に伊豆半島北部の丹那盆地西付近を震央とするM7.3の北伊豆地震が発生し、静岡県の東部地域を中心に大きな被害をもたらしました。

当局では、東部地域で起きた地震を知り、災害に備えるきっかけにしてもらいたいという思いから、11月24日~12月8日の期間に、当時の被災状況、防災遺産について当局SNS等を用いた情報発信や東部総合庁舎での企画展を行いました。

北伊豆地震防災啓発企画展

北伊豆地震防災啓発パネル

能登半島地震災害マネジメント支援チームによる被災地支援活動

令和6年1月1日に発生した能登半島地震では、家屋倒壊や土砂災害、津波などによる、死者が240名を超えるなど、甚大な被害が発生しました。
静岡県は石川県穴水町を支援することとなり、1月3日から第1陣として当局職員をリーダーとする災害マネジメント支援チームを派遣しました。
当時は電気が不通、水道・下水道も使用できない状況下で、穴水町災害対策本部の支援や、住家被害認定調査等の支援を開始するための体制を整えました。

町対策本部会議
町対策本部会議の様子
停電中のミーティング
停電の中でのミーティング

静岡県東部地域災害ボランティア連絡会

災害発生時には、県内外からの災害ボランティアによる支援活動は必要不可欠ですが、災害ボランティアの受入れや活動援助を円滑に行うためには、行政・社会福祉協議会・ボランティア関係団体等の日頃からの連携が重要です。
当局では、1月26日に管内14市町の関係団体等の連携を図ることを目的に同連絡会を開催しました。約70名が参加し、活動事例紹介やワークショップでの意見交換を行いました。

静岡県東部地域災害ボランティア連絡会

令和6年度静岡県・熱海市・伊東市総合防災訓練に向けた全体説明会

毎年9月1日を含む一週間は全国一斉の「防災週間」であり、この期間に行政機関をはじめとして、県民や各防災関係機関は、防災意識の高揚と災害対応力の向上のため、県下全域で総合防災訓練を行っています。

令和6年9月1日に静岡県・熱海市・伊東市で共催する総合防災訓練の準備を進めており、1月30日に熱海市のMOA美術館能楽堂において各防災関係機関及び自主防災組織を対象とした全体説明会を開催しました。今後も防災対応力強化につながる訓練となるよう各関係機関と調整を進めていきます。

地域防災指導員能力向上研修

地域防災指導員の能力向上による地域防災力の向上を目的に、1月31日に、管内市町が選任した地域防災指導員等を対象とした研修会を開催しました。研修には32人が参加し、令和6年能登半島地震現地派遣県職員からの報告、県が普及を推進する「わたしの避難計画」の作成や活用を促進する役割を果たす普及員を養成する「わたひな普及員養成講座」、自主防災組織の風水害への備えと対応力強化のためのグループ図上演習「風水害対応イメージTEN」を実施しました。

令和5年度地域防災指導員能力向上研修
グループ図上演習「風水害対応イメージTEN」の様子

帰宅困難者対策

東部地域には工業団地や大規模事業所が多数存在し、通勤に多くの人が自家用車を利用しています。そのため、大規模地震発生時に道路が崩れたり、緊急輸送路になるなどし、道路が通行できなくなると多くの帰宅困難者が発生する可能性があります。
そこで、令和3年度から管内市町と連携し、「一斉帰宅の抑制」の普及啓発による帰宅困難者対策に取り組んでおり、令和4~5年度にかけて80の企業や団体等と意見交換を行いました。
今後は、意見交換を踏まえ対策を検討していきますが、引き続き市町と連携し、「一斉帰宅の抑制」の普及啓発に取り組んでいきます。

東部地域の移住・定住の促進(1)

静岡県東部地域への移住・定住促進のため、移住相談会を開催しました。管内の9つの市町、賀茂地域局と連携して10月9日に東京駅近くの移住・交流情報ガーデンで相談会を開催し、多くの方に来場いただきました。また、静岡県移住相談センターと連携した移住相談会「東部地域DAY」を、市町と協力し下半期は2回(年間6回)開催しました。

さらに、12月2日には、ふじのくにに住みかえるセミナーに参加し、スポーツやアウトドアを楽しめる地域として紹介しました。
 

東部地域移住相談会
イベントの様子(移住・交流情報ガーデン)
東部地域移住相談会
イベントで開催したセミナーの様子(移住・交流情報ガーデン)

東部地域の移住・定住の促進(2)

静岡県東部地域を紹介するための移住ガイドブックを刷新しました。市町の特長が伝わるような写真の構成や、特産物紹介など、ビジュアルで東部地域のことが伝わるように工夫しています。東京の静岡県移住相談センター、東部地域局などで配付しています。
また、移住者インタビューとして、アスルクラロ沼津武者大夢選手に、東部地域での暮らしについてお話を聞きました。

 

静岡県東部地域移住ガイドブック
東部地域移住ガイドブック

東部地域で活躍するスポーツ選手による地域の魅力紹介「東部地域×(カケル)スポーツ」

サイクルスポーツの聖地としてサイクリングコースを始めとする東部地域の魅力について、この地域を拠点とするスポーツ選手等が紹介する動画、インタビュー及び対談の紹介記事等を発信しました。

 

サイクリングコース紹介
レバンテフジ静岡(富士市・自転車競技)の鈴木選手・ダニエル選手による東部地域のサイクリングコース紹介
対談企画
アスルクラロ沼津(沼津市・サッカー)の菅井選手・伊東選手、チームブリヂストンサイクリング(三島市・自転車競技)の松田選手・河野選手による対談企画
車いすフェンシング 河合選手にインタビュー
車いすフェンシングの河合選手にインタビュー

伊豆半島地域・東部地域サミット

10月17日に伊豆半島地域サミット(会場:ホテルサンバレー富士見)、12月25日に東部地域サミット(会場:沼津リバーサイドホテル)が開催されました。

伊豆半島地域サミットでは、観光業の人手不足解消に向けた取組や、災害時における相互支援体制の整備等の提案がありました。また、東部地域サミットでは、東部地域で連携した移住施策の推進や、医療田園都市構想の推進等の提案がありました。

まち・ひと・しごと新聞 第8号発行

当局では、三島信用金庫が発行する「まち・ひと・しごと新聞」の発行・配布に協力しています。東部地域にある高校が地域の人や企業を取材し新聞を制作することで、作成者・読者の双方が地域への関心を抱くとともに魅力を発見し、地域への就職・定住につなげることを目的としています。3月1日に、第8号を発行しました。新聞を制作したのは、韮山高校写真報道探求部、日大三島高校新聞部、熱海高校報道部、沼津東高校新聞部の皆さんです。高校生たちの思いや、東部地域の魅力が詰まった新聞になっています。

 

まち・ひと・しごと新聞 第8号

伊豆・富士山地域の歴史・文化資源を活用した観光地域づくり

伊豆・富士山歴史絵巻Webスタンプラリー with大河ドラマ館

9月29日から11月30日まで、伊豆・富士山地域の歴史・文化・観光スポットや、静岡市・浜松市の「どうする家康 大河ドラマ館」など、全68か所のチェックポイントを巡るWebスタンプラリーを実施しました。参加者は総勢848人で、県中・西部地域からの参加者が全体の約3割を占めたほか、県外からの参加者も1割を超えるなど域外からも多くの人に参加していただきました。
 

Webスタンプラリー

住民向けシンポジウム

12月16日に歴史・文化を活用した観光地域づくりシンポジウム「鎌倉殿・北条氏が生きた地 伊豆・富士山地域のこれから」を開催しました。
伊豆・富士山地域だけでなく東京都や神奈川県など、県内外からも多くの方に参加していただきました。参加者からは、「地域の歴史を再度見つめ直したい」「地元を自慢することがまちづくりにもつながる」といった感想を聞くことができました。

シンポジウム1
鎌倉国宝館学芸員 山本みなみ氏による基調講演
シンポジウム2
パネルディスカッション
「ぶしのくに静岡県 伊豆・富士山周遊促進連絡協議会」事業報告会

2月27日に「ぶしのくに静岡県 伊豆・富士山周遊促進連絡協議会」の事業報告会を開催しました。
事業報告会では、令和3年度から5年度までの3年間の「歴史・文化資源を活用した広域連携事業」の取組報告のほか、一般社団法人富士山浪漫之旅の朱珠代表理事による講演「海外から見た伊豆・富士山地域の魅力」を行いました。

 

冒頭挨拶
冒頭挨拶:栁川会長(東部地域局長)
事業報告
事業報告:市川事務局長(伊豆観光局長)
観光講演
観光講演:朱珠代表理事(一般社団法人富士山浪漫之旅)

今後も皆さんと連携しながら持続可能な観光地域づくりに向けて取り組んでいきたいと思いますので、引き続き御協力をお願いします。
 

伊豆半島の魅力発見写真展の開催

11月21日から30日まで、静岡県道路公社の協力により、伊豆スカイライン、修善寺道路などから見た絶景を紹介した「伊豆半島の魅力発見」写真展を東部総合庁舎で開催しました。
多くの来庁者の方に御覧いただき、伊豆スカイラインとその絶景の魅力を伝えることができました。

 

写真展

このページの先頭へ戻る

このページに関するお問い合わせ

東部地域局地域課
〒410-0055 沼津市高島本町1-3
電話番号:055-920-2139
ファクス番号:055-920-2009
toubu-chiiki@pref.shizuoka.lg.jp