県民の日に関するQ&A

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1046941  更新日 2023年1月19日

印刷大きな文字で印刷

Q1なぜ「県民の日」を制定したのですか。

平成8年は、明治9年に現在の静岡県が成立してから120周年を迎える節目の年でした。このため、郷土静岡県についての関心と理解を深め、その豊かさと魅力を知り、静岡県を誇りに思う心と一体感をはぐくむ機会となるよう、県の誕生日にあたる8月21日を「県民の日」に制定したものです。

Q2県境を越えた広域交流・連携の必要性が強調される時代に、「県民の日」を制定した意味はなんですか。

これからの時代は、県境を越えた交流を拡大し、広域的な連携を深めることにより、地域の活性化を図る視点がますます重要になります。そのためには、まず各々の地域が、自ら持っている特性や魅力を知り、自信をもってそれを発揮していくことが重要です。住んでいる自分たちが魅力を感じない地域、好きになれない地域に、交流・連携を望むものが現れないのは道理でしょう。「県民の日」は、こうした観点から、県民がよって立つ基盤である静岡県の魅力をあらためて知り、好きになるきっかけとして制定したもので、排他的な郷土意識を育てようとするものではありません。

Q3なぜ条例で「県民の日」を制定したのですか。

「県民の日」の趣旨から、県民の幅広い意見を反映した議会の審議をいただいて、条例で定めることが「県民の日」にふさわしいと考えました。

Q4なぜ8月21日を「県民の日」としたのですか。

明治9年8月21日に、それまでの静岡県と浜松県が合併し、ほぼ現在の姿の静岡県が成立しており、静岡県の誕生日にあたる、この8月21日を県民の日とすることが最も自然であると考えました。

*過去の記念行事においても、本県の成立時期を明治9年にもとめています。

  • 浜松県・静岡県合併…明治9年(1876年)
  • 県政100年記念事業…昭和51年(1976年)

Q5県の行事として、どのようなものが行われますか。

県の行事は、つぎのような考え方に基づいて実施します。

  1. 県民が楽しみながら県政などに親めるようにします。
  2. 広範な県民の参加を得るため、できるだけ県内各地で開催するようにします。

実施する行事・イベント等事業については、イベントページをごらんください。

Q6市町村や団体等の協賛事業は、どのようなものが行われますか。

「県民の日」の趣旨が全県に広く波及し、県民が一体となって県づくりに取組む機運を盛り上げるためには、市町村、関係団体等の理解と協力がなにより大切です。本年も、多くの市町村、関係団体などが「県民の日」の趣旨に賛同していただき、「県民の日」にふさわしい行事が各地で実施されます。実施する行事・イベント等事業については、イベントページをごらんください。

Q7ほかの県にも「県民の日」のようなものがありますか。

「県民の日」等を定めているのは13都県あります。(平成7年度末)このうち、条例で制定しているものは10都県、その他の方法により定めているものが3県です。

  • 条例により制定…茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、福井県、山梨県、三重県、和歌山県
  • その他…秋田県、愛媛県、大分県(*秋田県…要綱、愛媛県…事実上、大分県…決議(大分県あすをつくる県民運動推進協議会総会))

Q8「県民の日」は休日にできないのですか。

国や地方公共団体が、特定の日を新しく休日とするためには、二つの方法があります。

一つは「「国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)」に規定する休日」とする場合。これには、国会の議決を経て、法律を改正することが必要です。

二つ目は地方公共団体が独自に休日を定める(地方自治法第4条の2第3項)場合。この場合は、特別な歴史的、社会的意義があって、住民がこぞって記念することが定着しており、その地方公共団体の休日とすることについて、広く国民の理解が得られる日であることが必要です。「盆、祭、市制記念日等」は、これに該当しないとされています(平成3年4月自治省行政課長通達)ので、「県民の日」を休日とすることは、現在のところ困難です。

なお、現在、沖縄県及び県内市町村の「慰霊の日」(6月23日)と広島市の「平和記念日」(8月6日)が、地方公共団体の休日となっています。

Q9「県民の日」のシンボルマークについて教えてください。

シンボルマークは、ポスターやリーフレットなどの広報に使用するため、一般から公募して決定しました。公募は、平成8年4月上旬から5月10日まで実施し、全国各地から、1,103点の応募がありました。

イラスト:シンボルマーク
県民の日シンボルマーク

*静岡県の「S」をモチーフに、「豊かな自然(山・緑・水・海)」、「サンサンと輝く太陽」、「躍動する県民の姿」をイメージしています。*S字の中に笑顔を配し、県民と県の明るい未来を親しみやすくシンボライズしています。

このページに関するお問い合わせ

知事直轄組織知事戦略局広聴広報課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2231
ファクス番号:054-254-4032
PR@pref.shizuoka.lg.jp