令和3年6月県議会定例会知事提案説明要旨1

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ページID1011111  更新日 2023年1月13日

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令和3年6月県議会定例会知事提案説明要旨

【1.再任挨拶】

はじめに、再任の御挨拶を申し上げます。

このたび、多くの県民の皆様からの御支持をいただき、再び静岡県知事に任ぜられました。誠に光栄なことであり、皆様に深く感謝しております。新型コロナウイルス感染症の感染拡大を背景に、国難とも言うべき未曾有の危機の中、引き続き、県政を担う重責に身の引き締まる思いであります。全ての県民の皆様の幸せのため、誰一人取り残さない静岡県を築き上げていくために、私自身が先頭に立って、全力を尽くしてまいります。

私は、3期12年間で、3,000回以上現場に赴き、そこから学ぶ「現場主義」を基本姿勢として、県民の皆様の声を政策の源としてまいりました。選挙期間中は、県内各地の現場を広く、また集中的に訪れ、多くの県民の皆様から様々な御意見を直接お伺いいたしました。感染症対策や経済・雇用対策の充実を求める声や、リニア中央新幹線計画に関連して、「命の水」の確保やかけがえのない自然環境、生態系を守り抜いてほしいという御意見、地震・津波対策等の一層の推進、医療・福祉政策の充実、女性や高齢者、障害のある方、外国人など「誰もが活躍できる社会」の実現など、多くの御意見をいただきました。

私は、こうした声の一つ一つに真摯に耳を傾ける中で、「生まれてよし老いてよし」、「生んでよし育ててよし」、「学んでよし働いてよし」、「住んでよし訪れてよし」の富国有徳の理想郷“ふじのくに”づくりを着実に進めていくことが、県民の皆様の負託に応える道であると改めて思い定めております。

今後も初心を忘れることなく、現場主義を徹底し、「広く会議を興し、万機公論に決する」という姿勢の下で、県政運営に取り組んでまいりますので、県議会の皆様の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。