令和2年6月県議会定例会知事提案説明要旨7

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ページID1011039  更新日 2023年1月13日

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令和2年6月県議会定例会知事提案説明要旨

【7.事業見直し】

次に、事業見直しについてであります。

新型コロナウイルス感染症対策による財政負担が増大していることに加え、企業収益の悪化や消費の落ち込み等により、県税収入の減少が見込まれ、今後、大幅な財源不足が生じるおそれがあります。また、新型コロナウイルス感染症は、事業の前提となる社会経済状況や県民の意識に大きな変化をもたらしており、改めて事業の目的、手法などを見直す必要が生じております。このため、感染症対策と社会経済活動の本格展開に向けた取組を確実に実行しつつ、今後の行政経営に必要な財源を確保するため、徹底した事業の見直しを実施いたします。

感染症の影響により、休止、延期、規模縮小を決定した事業につきましては、6月補正予算をはじめ、今後、順次減額補正いたします。来年度以降の事業につきましても、財政収支試算を踏まえ、全庁一律の見直し基準を設定するなど、これまで以上に見直しを徹底してまいります。

また、県立中央図書館や遠州灘海浜公園(篠原地区)野球場などの施設整備計画につきましても、今後、多額の財政負担が見込まれることから、整備内容やスケジュール等の総点検を行い、秋を目途に施設整備の方向性を示してまいります。