平成27年5月県議会臨時会知事提案説明要旨2-5

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ページID1010408  更新日 2023年1月13日

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平成27年5月県議会臨時会知事提案説明要旨

【2.県政の状況】
(5)「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録

次に、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録についてであります。

去る5月4日に、ユネスコの諮問機関であるICOMOS(イコモス)から、韮山反射炉を含む「明治日本の産業革命遺産九州・山口と関連地域」については、推薦案件の名称を「明治日本の産業革命遺産製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」と変更した上で、世界遺産一覧表に記載することとの勧告がされました。

我が国が、19世紀後半から20世紀初めにかけて、非西洋圏において最初の産業革命を実現し、製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業を基盤に急速な産業化を達成したことを示す産業遺産群の一つとして、韮山反射炉が、ICOMOS(イコモス)から世界文化遺産にふさわしいとの評価を受けたことは、大変喜ばしいことであり、登録の実現に向け大きく前進したものと確信しております。

引き続き、関係省庁や伊豆の国市などと連携を図りながら、6月28日から7月8日までドイツのボンで開催される第39回世界遺産委員会において、本県で二つ目の世界遺産の登録が実現出来るよう万全を期してまいります。